夏祭りに行くと飼う予定がなかったのについやってしまう金魚すくい。せっかく金魚を手に入れたら大切に育てたいです。せっかく金魚を飼うならおしゃれにレイアウトにもこだわってみたいですよね?
オーソドックスに見えて金魚鉢で買う場合はちょっと特殊 |
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昔ながらの金魚鉢。
金魚鉢のように魚を横から見るという文化は日本にガラスが浸透した江戸時代後期ごろといわれています。
しかし、飼育用ではなく観賞用としての形なのでいくつか注意する点があります。 |
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金魚鉢は小さいので大量に金魚を育てるのには不向きです。
多くの金魚を小さな金魚鉢に入れるとすぐに水の中の酸素が欠乏状態になり金魚にダメージを与えてしまいます。
水草を入れて光合成をおこない水中の酸素を増やすようにする必要があります。 |
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藻をボール状にしたものを入れておくのもおすすめです。
水草をたっぷり入れると自由に泳ぎ回る金魚が見えなくなってしまいますが、これを入れておけば自由に泳ぎ回るスペースの確保に一役買います。 |
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金魚鉢はガラスだから砂は入れない方がいいのではと思うかもしれませんが、金魚はもともとフナの仲間で濁った水に生息していました。
あまり明るい環境を好むものではなく、金魚鉢だと光を乱反射してしまうので金魚にとっては落ち着かない環境になってしまいます。
そのため、黒い砂利を選んで底に敷いてあげると金魚にとって住み心地の良い環境が作れます。
余談ですが、金魚鉢は光を集めやすい形をしていて虫メガネのように光を集めることで「収れん火災」を起こすことがあるので直射日光の当たる場所にはおかないようにしましょう。 |
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金魚鉢も様々な形のものがあり、信楽焼きの陶器の水槽もあります。
陶器の多孔質の形状は糞を分解してくれるバクテリアが住みやすい環境を作り、温度の変化も小さなものにしてくれます。
お部屋のインテリアにピッタリです。 |
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水槽で育てる |
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金魚を育てるのに必要かつアクアリウムを作るのにも便利なアイテムが揃ったセットです。
フィルターや蛍光灯も入っています。
砂利は別途自身で用意する必要がありますが金魚鉢のように気を使う必要はないので気に入った色のものを選びましょう。 |
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チャーム charm PayPayモール店 Yahoo!
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魚と水槽に優しい天然砂利です。
金魚鉢で育てる場合も同じなのですが、水槽に砂利を入れる理由として一番大きいのは砂利の表面のミクロの穴はバクテリアの住処になるので水質の維持に役立つからです。
着色料を使用していない五彩色砂利なので水槽の底が色鮮やかになります。 |
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ナチュラルピンクのタイプもあります。
水槽セットに蛍光灯が付属しているので明るい色は水槽の中をより鮮やかにしてくれます。 |
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水槽は金魚鉢より大きいのでアクアリウム作りにおいて自由度も高いため背の高い水草を入れることができます。
産卵場所になったり、蛍光灯の光で光合成ができるので酸素ポンプだけでなく水草からも酸素の補給が可能になります。
日光に当てて光合成をおこなわせても良いですが水の濁りの原因にもなるので慣れないうちは蛍光灯で育てた方が良いかもしれません。 |
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自分の好みにあったレイアウトグッズを揃えて飾ってこそアクアリウムの醍醐味です。
木が化石になった珪化木は木の風合いと石の風合いを備えた形で川の上流のように大きな岩がゴロゴロした場所のようなレイアウトを作ることができます。 |
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敷き詰める砂利に発光石を混ぜると夜に水槽を見たときに美しくなります。
蛍光灯の光でも蓄光できるのでおすすめです。 |
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あく抜きをしなくても水槽にそのまま入れることができる「ブラックホール」がついた流木です。
自然を意識したレイアウトには木が欠かせません。 |
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コケを敷くことで長い間放置された廃墟や海底遺跡のようなレイアウトを作ることができます。
建物型の住処に乗せてもおもしろそうです。 |
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人に見られる環境にあることは金魚にとって大きなストレスです。
そのため、人から隠れることができる隠れ家を用意しておきたいです。
大樹の洞をイメージした隠れ家になります。 |
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定番のつぼ型の隠れ家です。
つぼの中に人の目が届かないようなレイアウトを心掛けたいです。 |
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オーナメントはアクアリウムのレイアウトで水槽内を鮮やかにすることができます。
家型のオーナメントを複数並べて住宅地のようなレイアウトも面白そうです。 |
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人工水草は光が届きにくい場所のレイアウトに便利です。
金魚も本物と勘違いしてつつくこともあるほど最近の人工水草はリアルに作られています。
ジョイントパーツも付いているので複数用意すると広いスペースを人工水草の草原にすることができます。 |
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メンテナンス用品も欠かせない |
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水槽はきちんと手入れしないと臭いだけでなく金魚の病気の原因になることも。
そのため手入れをしている間、金魚を別の場所に移しておくためにバケツがあると便利です。 |
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コケや汚れを剥がすことができるおにぎり型の掃除道具「コケ取りスクレーパーおにぎり」はその名の通りおにぎり型の可愛らしいデザインです。
ホースの掃除に便利なくぼみもついているので細かなところの掃除にも便利です。 |
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健康な金魚は餌をたくさん食べるのでその分だけ糞もします。
水が汚れる前に金魚の糞を吸い取っておけば水の交換の頻度を減らすことができるので金魚のストレスの軽減につながります。 |
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水の交換は金魚にとって大きなストレスです。
ストレスを減らすには水の温度の変化を小さくしてあげるのがおすすめです。
人間でも急に熱いお湯に突き落とされたり冷たい水をかけられるとびっくりしてしまうのと同じで、金魚も水温が大きく変わるとびっくりしてしまいます。
蛍光灯やポンプなどなにかとコンセントを使うことが多くややこしくなってしまうのでアナログ式の温度計がおすすめです。 |
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水道水にはカルキが含まれているのでそれを取り除いてあげる必要があります。
カルキはプールの独特な匂いの原因で、水に触れると塩素を発生させて消毒をすることができますが魚にとっては良いものではありません。
日光にさらすことで取り除くこともできますが、カルキ抜きを用意しておくことで水槽のメンテナンスの手間も減って便利です。 |
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水温計はアナログのものを選びましたがアクアリウムはこだわればこだわるほど様々なコンセントが増えてきてわからなくなってしまいます。
そこでわからなくなりそうで不安な方は色付きの結束バンドで分かりやすく色分けしておくと便利です。 |
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餌も忘れずに |
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納豆菌が金魚の腸内環境を整えてくれる餌です。
消化しやすい餌なので水の汚れを抑えることができます。
餌のあげすぎも水の汚れの原因になるので適切な量をあげるようにしましょう。 |
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