検索オプション
 

美女に悪女、イケメンがてんこ盛り!豪華絢爛海外映画まとめ!

海外の映画や連続ドラマを見るときの楽しみってみなさん、なんでしょうか?私は、目もくらむような美女やイケメンを眺めること!これがとても楽しいんです。今回は中国の連続ドラマからイギリス映画までたくさんの美女に悪女、イケメンをあつめてみました。目の保養にもなると思うので、絶対楽しんでいただけると思います!
このエントリーをはてなブックマークに追加
view:230

ダンディ過ぎて目のやり場に困る『THE TUDORS(ザ・チューダーズ)〜背徳の王冠〜』

12,547
ショップで確認

グローバルメディアデリバリー 楽天

16世紀のイングランドの国王・ヘンリー8世は性欲旺盛な男性でした。女性との夜の営みではとても激しいものでした。また理論的に考える力がありながらも、気性が荒く貴族達にも強くあたり、政治的にも1人の男としても、自分の強さを見せつけていました。ですが、まだ王の世継ぎとなる男子には恵まれていませんでした。世継ぎがいなければ自分の血や偉業を受け継ぐものがいなくなってしまいます。ちなみにヘンリーには、キャサリン・オブ・アラゴンという年配の王妃がいましたが、王女メアリーしかいませんでした。そんな時ヘンリーの心をとりこにした女性が表れます。それがアン・ブーリンです。彼女を始めとして、ヘンリーの結婚が幾度も繰り返されるのです。



エロを忠実に描きすぎるイギリスドラマ

日本の時代劇やアジア圏の史劇では見ることが到底できないほど、王と女性達の性的な描写が多く登場します。勿論、製作したイギリスやアメリカの方で十分にテレビ放映できる内容ではありますが、NHKのような所では扱えない描写が多く登場します。史実の国王ヘンリー8世の晩年は大変太ってしまい醜い姿でした。しかし本作のヘンリーは、とてもダンディで筋肉質でたくましい男性です。その彼がそういった描写をこなすので、冗談ではすまなくなってきます。実際ヘンリー8世は6度も結婚しているので、世継ぎの為にも性欲は強かったのでしょうから、決して間違ってはいません。ただ日本人にはかなり刺激の強い作品と言えます。そもそも製作監督としては、「史劇」というよりも「昼ドラ」的作品を目指したのでこのようになったようです。



細かい政治的要素も多数盛り込んである

「エロ」な描写が多い作品ながら、史劇としての体をしっかりなしています。イングランド宮廷において、はじめ権力を誇っていたのは、ウルジー枢機卿です。政治家であり、高位の聖職者でもありましたが、王の寵愛を受けていた事で多数悪事も働いていました。しかし、王の世継ぎ問題に関連して、彼は力を失う事になります。アン・ブーリンが自分を王妃にするように国王に求めた為です。というのもヘンリーにキャサリン王妃がいる間にアンとの間に男子ができたとしても、その子供は私生児扱いとなってしまうからです。キリスト教の宗教的思想によって、私生児を世継ぎをする事はできなかったのです。しかし王妃と離婚(厳密には結婚の無効化)することは困難を極めます。当時国王の結婚はローマ教皇が認可しており、これを覆すことはウルジー枢機卿とて無理があったのです。その為、王妃との離婚したいという王の願いを達成できず、王の怒りをかってしまい、死に追い込まれてしまったのです。但し、ウルジー枢機卿の死は、史実では病死であるので、そういった所は一部フィクションも見られました。



ドロドロな男女の愛憎が繰り返される

アン・ブーリンは、のちのエリザベス(一世)女王の生母でありますが、彼女の退場はとても早いです。息巻いて王妃になったものの、肝心な王子に恵まれなかったのです。男子を渇望したヘンリーにとって、これは大問題です。自分の信仰を捨て、国の宗教観を大改革をしてまで最初の王妃キャサリンと別れたにもかかわらず、結果がこれでは話になりません。当然アンへの興味は失せてしまいます。そうするとヘンリーは新しい女性に手を出します。それがジェーン・シーモアです。彼女は王の待望の王子・エドワード6世を生むものの、難産だった為に命を落としてしまいました。ヘンリー8世の人生がなんと波乱万丈なことか、物語っています。しかも、それで終わらないのがヘンリーです。王の結婚が再び繰り返されるという例のない男性の一代記でもありました。
おすすめ度:

イギリス貴族社会を克明に描いた『ダウントン・アビー』

16,332
税込、送料別
1912年、歴史的大事件が起きました。あの有名な豪華客船・タイタニック号が沈没しました。その事で、ダウントン・アビーに住むロバート・クローリー伯爵一家は大変な衝撃を受けました。というのもクローリー伯爵には3人の娘しかおらず、息子がいない為、貴族の家を継ぐ事ができるジェームズとパトリックがタイタニック号に乗っていたからです。そして二人を同時に失ってしまったのです。そうなると、新たに家を継ぐ貴族男子を探さなければなりませんでした。当時、貴族は限嗣相続制によって爵位や財産、また家を相続していました。その相続制において女子は何も相続できなかったのです。そこで、クローリー家の男系男子の子孫であるマシュー・クローリーを家に迎え入れました。しかし、彼は中流階級出身だった為波乱を巻き起こしました。



魅力ある素敵なジェントルマン、そしてレディ達

紳士淑女を代表するイギリス貴族達。そんな堅苦しくもどこか優雅な彼らをよく表した作品です。同時に、一般庶民から見れば、どうでも良く、無駄に見える儀礼や所作も沢山存在しました。例えば、食器を置く位置等も細かく決まっていました。そんな世界にいる貴族にとっては、「働かない事」こそが貴族たらしめたものですが、クローリー伯爵は時代の変化を受け入れようと努力する心優しく、また男らしい当主でした。彼の3人の娘達は、どこか高飛車ながらもそんな父の元で育った為、人間味のある女性達でした。そういったキャラクターが『ダウントン・アビー』には多くいたので、「貴族」という本来ならマイナスのイメージ(例えば成金や傲慢等)も持たれやすいテーマながらも、親しみが大変もてる作品になり、シーズンも多数続く人気作となりました。



時に「死」もちらつく、事件だらけのクローリー家

物語冒頭からクローリー家は苦難の時を迎えました。貴族の男系男子の相続人を失った為、新しい相続人・マシューを家に迎えなくてはなりませんでした。しかし彼は中流階級出身でその母親のイザベルもそうでした。そうなると貴族のお嬢様達はすぐに受け入れる事はできませんでした。特に伯爵の長女メアリーはマシューに初め強くあたりました。育ち方の違いがあった為、それは致し方ないことでした。しかしそんな二人が少しずつ相手を理解しあうようになり、ついに恋仲となり、最後には結婚に至りました。伯爵にとっては自分の娘を通して血が受け継がれるので願ってもないことでした。ですが人生は残酷です。メアリーがマシューの子を出産するや、マシューが交通事故で亡くなってしまうのでした。波乱万丈すぎるクローリー家はいつも事件が続いていたのです。



日本人にも受け入れられやすいドラマ

日本ではNHKで放送され、人気作となりました。日本語吹き替え版も放送され、視聴者にとっても見やすいドラマとなりました。細かいニュアンスを理解する上で、字幕だけではわかりにくい説明も、吹き替えによってよく補われていました。貴族という堅苦しいものを扱いながらも、登場するキャラクター達の人柄も馴染みやすいもので、外人だからと身構える必要もありません。特にクローリー伯爵の長女メアリーという女性は、一見強がりでまた不器用な女性です。ですが、それは彼女なりにベストな選択と思って悩んだあげくの行動でした。そんな彼女に共感する部分は多く、男女共に視聴者の心を掴んだことでしょう。そして、マシューとの幸せを掴んだかと思いきや、彼が亡くなってしまったので、これは大変悲しみを感じさせるものでした。彼との間には、男の子が産まれたにもかかわらず、その子は父親を知らない子となってしまったのです。貴族であり経済的には困らないとは、母親1人で子供を育てねばならないのは大変な事でした。

盲目的に王妃を愛した朗読係の末路…『マリー・アントワネットに別れを告げて』

3,980
税込、送料込
フランス革命が起きる直前、マリー・アントワネットの朗読係、シドニー・ラボルドはまだ若く、宮廷のしきたりなどに馴染めませんでした。しかし、貴婦人らに指導されながらも、その若さ、愛らしさから時の王妃マリー・アントワネットに大事にされていました。しかし、国民がパンも買えないような状態になっている事は王妃は知らず、革命の「その時」が刻々と近づいていました。そしてついに革命が始まると、宮廷で贅沢に暮らしていた貴族達は王を見捨てて、我先に逃げていきました。そんな中、王妃の寵愛を一番に受けていたポリニャック夫人も彼らと同じ道を選ぶことになるのですが…。



華やかさと陰湿で過酷な「現実」を表現したフランス宮廷

マリー・アントワネットはフランス王妃として最も有名で、その題材を扱った作品は沢山あります。しかし本作では、華やかな宮廷の様相だけでなく、その真逆な様相も描いています。特に、宮廷では下級の給仕をする主人公シドニーを視点にしている為、宮廷の裏方が多く描かれています。王妃がいる表は大変華やかですが、裏方は大変煩雑で汚く、王宮とは思えないシーンも沢山ありました。表ではカツラをつけて装っている貴族達も、裏では地味なただの中年男性です。また革命が勃発すると、王妃はパリからの脱出を渇望しました。そんな時王妃に使える上級女官にして貴婦人達が、王妃の持ち物を選別しますが、その中には火事場泥棒まで現れる始末でした。貴族とは名ばかりの人達が克明に描かれていました。



「百合」を思わせる王妃像が多数

下級の朗読係に過ぎないシドニーですが、時に王妃に親密に接してもらい、それを顔を出さないまでも内心で大変な喜びを感じていました。ある時、不衛生な裏方にいる事が多いシドニーは体に発疹が出来てしまいました。すると王妃は発疹のできた腕を出させ、高価な香水(薬用)を大事な物に触るようにマッサージしてあげます。そのやり方は王妃に仕える貴婦人達が目を背けたくなるような光景です。さらに、ポリニャック夫人に対しての王妃の対応は尋常ではありません。ヴェルサイユ宮殿の広い廊下(鏡の回廊)といった大勢の貴族達がいる中、はばかることなく彼女を抱き、おでこを付け合い密着して自身の愛情を伝えていました。そんな光景を見なくてはならないシドニーにとっては、何よりも苦痛な時間でもありました。史実としても「同性愛」疑惑のある王妃であった為、そのように描かれたのでしょう。



利用されたシドニーの想い

王妃に大事にされたシドニーですが、その最後の扱いは酷いものでした。革命が起き貴族が次々と逃げ出し、ポリニャック夫人も国外への亡命を決めました。本当は王妃としては、自分と一緒にヴェルサイユに残ってほしかったものの、彼女にあえて避難をすすめたのです。ですが、ポリニャック夫人の悪名は国中に広まっていた為、彼女が貴婦人としてそのまま国外へ脱出することは不可能です。そこでシドニーが彼女の替え玉、また影武者として利用されました。王妃がそれを命じた時シドニーは愕然としました。しかし断る事はできませんでした。そもそも彼女は、王妃のそばにずっといる為に革命後もヴェルサイユから逃げ出さなかったのです。しかし王妃は、自分に対するシドニーの想いに気づいていた為、それをポリニャック夫人の為に使う事にしたのです。最初で最後のシドニーが着せられた華やかなドレスは、自分が一番嫌うポリニャック夫人のものという残酷な結末が待っていました。

映画「忘れられない人」は、純愛を描くロマンス

3,750
税込、送料別
1993年アメリカで製作されたラブストーリーになり、監督は「スティング」などの数々の名曲を世の中に送り出してきたトニー・ビルが担当しています。苦しい状況の中でも美しい恋愛を貫いた孤独なふたりの若者たちの純愛を、切なく描き切っていました。随所に散りばめられているメロディーの数々が、独特のストーリーを忘れがたいものにしています。作られた物語が人々に勇気や希望を与えていくばかりではなく、時には傷つけてしまうことも考えさせられました。

ハートにヒヒをつけて
豊かな自然に囲まれているアフリカ大陸のキリマンジャロの山奥の中で、ルビーの指輪を守っているヒヒの王様の姿が幻想的に浮かび上がってきました。心臓にかけられてしまった呪いの伝説を信じ切っている孤独な青年アダムの姿には、若き日のクリスチャン・スレイターのイメージがぴったりになっています。養護施設で厳格なシスターに育てられてきたおかげで家族の愛を知ることがなく、心にも身体にも多くの傷あとを抱えてながら生きている様子が痛々しいです。マリサ・トメイ演じるウェイトレスのキャロラインとの出会いによって、心を開いていくところが良かったです。

名曲と物語のアルバム
オープニングとエンディングクレジットで流れるジャズのスタンダードナンバー「ネイチャー・ボーイ」はこの映画を見た多くの人の心の中で鳴り響いているはずです。謎めいた雰囲気を感じることができる少年の姿を歌い上げたこの曲は、スクリーンの中ではナット・キング・コールやロジャー・ウィリアムズなどの往年のボーカリストが熱唱していました。作曲者はブルックリンのユダヤ人の家庭で生まれ育ったエデン・アーベツになり、両親を早くになくしてヒッピーのような生活を送っていたそうです。この映画の主人公のミステリアスな雰囲気によく合った音楽です。

良い物語悪い物語を見極める
人間は自分の信じている物語のためならば他の人を傷つけてしまったり、時には命を奪ってしまうこともあり得るのかもしれません。この映画の主人公も自らが生きるための糧にしているヒヒの王様のおとぎ話や魔法をかけられたレコードのために、周りの人を傷つけて死の世界へと魅入られていきます。本来の物語の目的は虚構の世界に囚われてしまった人々を、現実の世界へと引き戻していくためにあるはずです。人の心を動かしていくこの映画のようなエンターテインメントが、これからの世界に生まれ続けていくことを静かに祈りたい気分になりました。

知っている『白雪姫』と違う!?『白雪姫と鏡の女王』(2012)

2,160
ショップで確認

ハピネット・オンライン Yahoo!店 Yahoo!

白雪姫が生まれた父王の国は、その継妃であった邪悪な女王(ジュリア・ロバーツ)によって乗っ取られてしまいます。父王が死んだことにより、邪悪な女王が国の全てを手に入れました。女王は、自分が支配者となった事で、好き勝手にお城で暮らしました。臣下達も彼女には逆らえず、嫌々命令に従っていました。しかし女王には邪魔な存在がいました。それは亡き国王の娘白雪姫でした。女王は、幼い彼女をイビリ、また世間と隔離する為お城の中へ幽閉しました。しかし白雪姫は成長すると、外へお忍びで出かけるようになりました。外の世界を知りたいと思うようになったのです。そんな外出の最中、異国のアルコット王子に出くわします。王子は白雪姫に興味を抱くようになりますが、女王が二人の間の邪魔に入ります。その頃、女王のせいで国は財政的に破綻寸前になっていました。勿論女王にはイケメンの王子を夫にしたいという思惑もありましたが、彼の財産も手にしたかったのです。そこで女王は邪悪な魔法を使って王子を誘惑するのですが、白雪姫がそれを阻止し、また女王による悪政を正そうとしていくのです。



ポップであり、リアリティのある『白雪姫』

グリム童話『白雪姫』が大変万人に受け入れやすい形に作られた映画です。ストーリーの根幹は、皆が知るものです。ですが、時にジョークを沢山交えたり、コメディタッチにキャラクターが描かれています。加えてリアリティのある作品となっていました。邪悪な女王も確かに悪い魔法を使う女性ですが、年齢やシワを気にし、イケメン王子には色気を使うような面白い女性です。と同時に「鏡(に映るもう1人の自分)」に振り回されもします。「世界で一番美しいのは誰?」というシンプルな言葉では語り尽くせません。「鏡」には「私にはあなたのようなシワはない」とまで時に毒舌に言われます。対して白雪姫の方は、大人になると姫というカテゴリーであるのが間違っていると言えるほど、活発な女性となります。また女王を倒す為に、7人の小人(?)に剣術を習う程勇ましくなっていきます。王子にばかり頼らない強い女性として描かれていました。



意外と真面目に作られている『白雪姫』

女王や白雪姫らが着ていた、豪盛な宮廷衣装は本当の王族の如く華やかなものでした。当然女王に使える従者や貴族達もそうです。国王の2番目の(王)妃という事もあり、それなりに格式ばったシーンも結構ありました。アルコット王子に出会う前、女王は結婚を迫られていました。というのも女王が浪費しすぎた為に国が破綻しそうになった為です。そこで有力な貴族男性と結婚して、それを打開しようとします。結局はその男性が自分の好みでない老齢な貴族な為、断ってしまいます。しかしそれでは財政問題を解決できないので、民への税金を大幅にアップするわけです。ポップでコメディでありながら、よく子供に語られる『白雪姫』では言わないような、リアルで小難しい話を随所に取り入れられているのが本作です。



魔法やファンタジー感があっても結構現実的な「鏡」

真面目な話をしていたかと思えば、子供も見ていて興味をそそられる魔法を使ったシーンや幻想的なシーンも沢山あります。といっても魔法を使えるのは女王なので、そちらの視点が多いです。女王は色々な魔法を使っていました。例えば、そもそも国王の妃となれたのも、「鏡」がくれた魔法の惚れ薬を使ったからです。そこで今度はアルコット王子にそれを使わせて、女王は自分に惚れさせようとします。また、何か問題があると女王はすぐに「鏡」のある自分の隠れ家へ足を運びます。その際水の中を魔法の力で通っていきます。豪華なドレスを着ていようとびしょ濡れにならないのが面白い所です。そして、皆がよく知る『白雪姫』の「鏡」と違い、女王の「鏡」は痛いことも沢山女王に言いました。自分を褒めちぎってくれる有名な「鏡」ではなく、魔法の使いすぎだけでなく、浪費癖に対する忠告までしました。「鏡」は女王に邪悪な力も与えましたが、決して女王に都合の良いだけの「鏡」ではなかったのです。

朝鮮王朝で過酷な試練に打ち勝った王のドラマ、イ・サン

24,900
税込、送料込

TMIネットショップ楽天市場店 楽天

イ・サンは朝鮮王朝第21代王英祖とその孫の正祖の時代を舞台としたドラマです。この時代は朝鮮王朝の中でも波乱に満ちた時代でも知られており、朝鮮王朝最大のミステリーと言われているサド世子の死についても触れています。ドラマはイ・サン、後の正祖の幼少期から始まります。実の父親であるサド世子が謀反を企だてた罪で米びつに監禁されてしまいます。イ・サンは村で知り合った友人たちと協力してなんとかして父親を救おうとしますが悲しい結末が待っていました。
その後イ・サンが青年になり次期後継者候補となると、朝廷の重臣たちと権力争いを繰り広げます。重臣たちは自分たちの地位と権利を守るため、自分たちの息のかかった者を王にさせようと考えます。よって様々な手を使いイ・サンが王になるのを阻もうとします。イ・サンは果たして王に君臨することができるのでしょうか。



重臣たちと死闘を繰り広げるイ・サン

イ・サンが王の正統後継者になると朝廷の重臣たちと激しい戦いが始まります。ドラマの中でこのストーリーは長く、全体の1/3はこの内容になります。朝廷の重臣たちは老論派という派閥で固められており、その派閥がイ・サンに敵対します。それは自分たちの権力を維持するためにイ・サンが邪魔になっているからなのです。全体の重臣のほとんどが敵であるため、イ・サンは非常に苦しい戦いを強いられるのです。また重臣だけではなく、血の繋がった親類たちまで敵に回ります。幼少期に知り合った友人や、ホン・グギョンという策士の協力を得ますが、勝ち目のない戦いにどうイ・サンが立ち向かっていくのかが非常に面白いところです。



身分の違いによりなかなか結ばれぬ恋

このドラマのサブストーリーとして恋物語が存在します。幼少期にイ・サンと知り合い、大人になった後は宮殿の田母となったソンヨンと相思相愛になるのです。ソンヨンは宮殿に入った後もイ・サンを陰ながら支えていました。もちろん恋物語には障害が付き物です。身分の違いやイ・サンの正室の存在により、なかなか結ばれることができません。またイ・サンの母親は強く反対してしまいます。この恋物語の邪魔をするものたちが煩わしく感じてしまうことでしょう。また観ていてやきもきしたり、じれったくなることが多々あることでしょう。2人の純粋な恋心に目が離せなくなることは間違いありません。



豪華キャストによる名演技

イ・サンは豪華なキャスティングをしたことでも有名です。演出を手がけたイ・ビョンフン監督はシリーズを通して同じキャスティングをする傾向にあります。イ・ビョンフン監督の作品を観ている人は、「またあの人が出演している!」と気付くことが頻繁にあるでしょう。その俳優または女優たちは非常に個性的な演技をし、ストーリーとは直接関係のない所で活躍します。
特にイム・ヒョンシクやチ・サンリョルの出演する場面は視聴者の笑いを誘います。特に人気だった俳優はホン・グギョンを演じたハン・サンジンです。彼はイ・サンの右腕であり策士です。イ・サンの苦境を何度も救い、また所々で発する名言にはかっこよさを感じました。

ダメ王子が高句麗建国を果たす『朱蒙(チュモン)』

8,788
税込、送料込
紀元前の時代、古朝鮮は大国である漢によって滅ぼされてしまいます。かつての古朝鮮の民は流民となってしまい、漢によって奴隷の如く扱う圧政に彼らは苦しみます。そんな彼らを助けたのが朱蒙(チュモン)の父・解慕漱(ヘモス)将軍でした。ヘモス将軍は、友である扶余(プヨ)国の金蛙(クムワ)王太子と共に流民を救います。ですが、クムワの父である扶余王はヘモスらの行動が扶余に災いをもたらすとして、漢へ密告し罠をしかけヘモスを捕縛します。ヘモスはその際に拷問を受け、目を失明してしまいます。瀕死となったヘモスですが、何とか生き長らえます。そんな彼を献身的に支えたのがハベク族の族長の娘ユファでした。そしてヘモスとユファの間には子供ができ、お腹の中には朱蒙がいたのです。生き長らえたヘモスに子供がいる事を知ったクムワは、ユファとお腹の子共々引き取って面倒を見ます。そしてクムワはのち国王に即位。同時に朱蒙も大人へと成長しますが、宮廷で甘やかされた育った為、見事なまでのダメ王子となってしまいます。そんなクムワは、親心から彼を鍛え直す為過酷な任務を与えていくのです。



韓国ドラマの中で特にヒット作である『朱蒙』

『朱蒙』は放送当時、韓国テレビドラマ史上4位となる程の高視聴率を誇りました。日本でも大々的に宣伝・放送されました。41話という(中)長編ながらも高い高視聴率を維持しました。ちなみに韓国においての時代劇として41話というのは短い方とも言えます。日本人の感覚で時代劇としては長いものの、韓国時代劇では100話を超える物が多数あるので、それに比べると短いと言えましょう。でありながらも、次回が気になるようなストーリー展開が盛り込まれ、役者達の名演技も話題となりました。例えば、朱蒙の育ての親でもある貫禄あるクムワ王を演じたチョン・グァンリョル(放送当時約47歳)と、朱蒙演じたソン・イルグク(約35歳)の年の差は約12歳です。本来この年齢差で親子というのには若干無理があります。ですがこの二人は親子として全く違和感のない演技で、あとからその年齢差を聞いた時には驚愕させられたものでした。ダメ王子っぷりの朱蒙はとても35歳には見えず、対して立派な国王クムワが47歳にはとても見えませんでした。



日本放映においてもかなり力を入れられた作品

外国の、それも韓国の作品に対して、日本語吹替版エンディングテーマが作成され、『宙(そら)よ』では布施明が、嵐華(らんか)〜新しい国へ〜』では J.SAKATAが歌を担当しました。異国の時代劇作品に対して、こういったことはかなり異例と言えます。ちなみに、それぞれ原版における劇中歌やエンディングテーマを日本語版にしたものです。さらに日本語吹き替えにおいても、人気声優が多数起用されました。主人公朱蒙には、アニメ『デスノート』等で有名な人気声優・宮野真守が若きダメ王子時代を演じます。ダメ王子時代が終わると、ダンディなボイスの小杉十郎太にバトンタッチをし、立派な国王を演じていきました。小杉十郎太もアニメ・洋画多数の作品に登場する有名声優です。また朱蒙の恋人、また本作のヒロインでもあるソソノ(召西奴)は、坂本真綾が担当しました。彼女も大変有名な声優で、代表作は語り尽くせないほどあります。このように日本での放映には大変力が入れられていたのです。



ダメ王子から立派に成長し、武将でありながらも慈悲深い高句麗の王へ

物語の前半に関しては、本当に朱蒙はダメ王子であり、完全なヘタレでした。現実にこんな人がいたら、笑うべきかヒクべきかと思うような人物でした。しかしそんな彼が少しずつ変化していきます。様々な超えるには困難な「壁」が幾度も表れます。しかしそれでも彼は負けずにその壁を乗り越えていきました。(義理の)兄であるクムワ王の嫡出にして長兄のテソ(帯素)王子こそ、扶余国の未来の王にふさわしいと誰もが信じていましたが、それが崩れるほど朱蒙王子は成長します。そんな彼に危機感を頂いたテソ王子とその弟ヨンポ王子はあらゆる手で朱蒙の追い落としにかかります。それでも朱蒙は負けません。朱蒙は物語の後半、漢と組んだテソ王子一派に一時は瀕死の状態においこまれますが、それでも彼は戦い続け、ソソノと共に最後には高句麗の建国を成し遂げるのです。またその過程で朱蒙は優れた武将となるだけでなく、育ての親クムワ王やテソ王子と違い、大変慈悲深く民を真に思いやる事ができる人物となりました。まさに王にふさわしい人物となったのです。

『トンイ』を見て久々に心が洗われたような気分に

2,812
税込、送料込
李氏朝鮮、粛宗(スクチョン)王の時代、朝廷で官吏の監察を行う司憲府(サホンブ)の長官大司憲(テサホン)であるチャン・イクホンが何者かに暗殺されてしまいました。同時期、不当に扱われる賤民(奴婢)を救う組織、剣契(コムゲ)が都で暗躍していました。そのコムゲの棟梁が崔孝元(チェ・ヒョウォン)という同伊(トンイ)の実父でした。彼は自らを犠牲にしてでも、様々な形で賤民を助けていました。しかしそんなコムゲは、都の貴族両班(ヤンバン)達にとっては目障りな存在であります。加えて、大司憲暗殺の容疑から逃れたい謎の真犯人の陰謀によって、その罪をコムゲの棟梁のチェ・ヒョウォンになすりつけられたのです。このようにして、トンイの父は無実の罪で死を遂げてしまいました。しかしそれでは事態は収束せず、罪人の娘としてトンイにまで逮捕令は及びました。トンイは身を守る為ツテを辿って、王が住む宮殿の掌楽院(チャンアグォン)(宮廷音楽を司る部署)の奴婢に紛れ込みました。宮殿の中なら誰も手が出せない為です。こうして波乱万丈の人生が加速していくのです。



創作性の高い作品でありつつも史実にそっている

トンイという女性は、のちの粛宗王の側室となり、次々代の国王英祖の生母、淑嬪(スクピン)崔(チェ)氏として知られています。史実の淑嬪崔氏は、側室となる前は宮廷の雑用をする下女であったようですが、その他にその出自や生い立ち等はあまりはっきりしない女性でした。そこで本作の監督にして『宮廷女官チャングムの誓い』の監督でもあるイ・ビョンフン監督の手により、創作性が多く取り入れられました。物語初めでは、掌楽院の奴婢、中盤にはまたのちの禧嬪(ヒビン)張(チャン)氏にして一時王妃となった張玉貞(チャン・オクチョン)によって、女官を統率する監察府(カムチャルブ)の女官に抜擢されます。後半は史実通りに粛宗王の側室としての階級を段々と上げていくのです。一部史実が不明瞭な女性でありながら、うまく歴史的事実に繋げた作品となっていました。



トンイという「強さ」「優しさ」を兼ね備えた女性

宮廷時代劇というのは、特に韓国(朝鮮)の物語ではその多くが残酷な描写やえげつない表現が多い傾向にあります。決してこの作品にそういった部分がないかというとそうではありませんが、本作のトンイという女性に関しては物語終始一貫して、芯が強く、決して諦めずに困難に立ち向かう女性でした。また人への思いやりを忘れない「強さ」と「優しさ」に満ちた笑顔が可愛らしい人物でした。ドロドロな宮廷での出来事は物語の中とはいえ、時に視聴者を辟易とさせてしまいます。ですが、彼女のその笑顔にとても癒され、いわばしっかりと「アフターケア」がされた作品となっていました。彼女は王の寵愛を得て側室とし徐々に高位に登りますが、決して驕ることなく、また謙虚に人々と接していきました。宮廷時代劇の中でも、珍しくも大変癒やしを感じさせられる作品でした。



朝鮮王朝史における山場と「らしさ」が取り入れられた飽きさせない構成

朝鮮三大悪女である禧嬪張氏(チャン・オクチョン)も登場し、他の宮廷では見られない劇的なバトルが繰り広げられます。粛宗王の仁顕(イニョン)王后は、一度は彼女に敗れ宮廷から追放されますが、それが禧嬪張氏の陰謀と王が気づくと、王妃の座に返り咲きます。王妃方であるトンイもそれに合わせて、力を強めていきます。反対に王妃となったオクチョンは、再び禧嬪に降格させられるという事態に陥ります。こういった身位の変動が劇的に移り変わるのは日本の時代劇では見ることはできません。日本史において、側室であった女性が皇后となり、再び戻るというような例はまずありません。女御や女官の長たる尚侍といった地位から(儀礼的に)皇后へとなる例はありますが、降格はまずありません。また一度廃位された女性が返り咲く例もありません。その意味で本作は朝鮮王朝史らしい興味深い事例を表現しているともいえます。加えて、悪女と知られるオクチョンも本作では変わった描かれ方をしています。物語冒頭のオクチョンは、決して悪女ではなく賢い女性で、また正義感の強い女性でした。本作では「どのようにして悪女となったか」というのがオクチョンという女性の描き方と言えるでしょう。

韓流ブームを牽引した作品の1つ『宮廷女官チャングムの誓い』

5,184
税込、送料込
朝鮮王朝激動の時代、第10代国王・燕山君王の暴政が日に日に増していきました。というのも王の母ユン氏は、宮廷の陰謀によって王の幼少期に殺害されていました。その為王は母を死に追いやった者達へ復讐をしていきます。しかしその復讐は罪の大小に関係なく、凄惨なものでした。小さい罪でも死を伴う刑に処されるほどでした。徐長今(ソ・ジャングム)(チャングム)の父、武官(軍官)である徐天壽(ソ・チョンス)もユン氏に関わっていました。といっても、ユン氏が賜薬(サヤク)(毒薬)で死ぬ際に、立ち会っていただけです。立って見ていただけでも王には罪として扱われたのです。自分も殺されると恐怖に怯えた彼は武官を辞めました。しかしのちに顔が割れ、ついに捕まってしまい死に至ります。残された妻朴明伊(パク・ミョンイ)とチャングムは身を守る為、親友である女官の韓伯榮(ハン・ペギョン) を頼ります。かつてミョンイは宮廷の女官でしたが、宮廷で見てはいけない事実を知ってしまい、陰謀によって殺されそうになりました。その時ペギョンに助けられた経緯があったのです。しかしペギョンの助けも虚しく結局ミョンイも死に至ります。残されたチャングムは1人寂しくも、母ミョンイの遺言「最高尚宮(チェゴサングン)になってほしい」という言葉を強く受け止め、女官へなる決心をするのです。



韓国(朝鮮)文化に触れる初心者の為の作品でもある

「韓流ブーム」という言葉がまだ浸透していない頃から存在し、同時に韓国文化を日本やアジアに広め、そのブームを飛躍的に拡大させた作品の1つです。初めて韓国文化を体感する人には、視覚的にも大変衝撃を受けることでしょう。日本人と同じアジア系であり、出演する人達も勿論アジアの人です。しかし言葉は全く違い、吹き替えをつけてもどことなく違和感を感じ、逆にその違和感こそが人々を惹きつけたのでしょう。聞く言葉や用語、仕草も私達日本人と異なります。初心者にはわからない言葉も多く、注釈が多く本作では字幕等で付け加えられました。また韓流作品に多い、一度見たらハマるという現象を、特に実体験させてくれる作品です。



チャングムとは何者か?女官とは何か?

徐長今(ソ・ジャングム)という女性は、一躍日本でも有名な人となりますが、史実ではたった一行にしか載らないような扱いの人物です。『中宗実録(チュンジョンシルロク)』の「予證女醫知之」(予の証は女医これを知る)に過ぎません。しかし物語の面白さやNHK等でも大々的に放送された事から、チャングムという女性の人生全てが本当であったと誤解する人も沢山いたようです。また王に重用された医女であったのは確かですが、女官であったかも定かではないのです。ちなみに、チャングムやジャングムという表記が別れているのは、韓国語において、言葉の頭に濁音が来る場合には、濁らないで発音するという変わった決まりがあるからです。そういった日本人には馴染みのない文化が多方で見られる作品でもあります。ただ創作性の高い作品ながらも、現代人にとって女官という不思議な立場を世に広めた作品である事は間違いありません。また韓国の時代劇だけでなく、異国中国の時代劇にも影響を与えたほど、様々な宮廷劇に多大なインパクトをもたらしたのも事実です。



日本人には見た目のインパクト絶大

まず登場人物を見た時に、日本人にとって普通の人では見たこともない衣装が多数登場します。そして衣装の中でも特に髪型は独特です。女官チャングムは初めの頃はおでこを出し後ろで結ぶシンプルなヘアスタイルでした。しかしチャングム達女官を統率する中年・老齢の尚宮(サングン)(上級女官)達の髪型はインパクト絶大です。カチェやクンモリと呼ばれる長くそして太い三つ編みを頭に巻きつけ、トグロのようにしています。身分が高いほどこれが大きくなっていくのが特徴です。また髪型によって、既婚者なのか独身者なのか、またその身分がどういった地位の人なのかひと目でわかるようにもなっています。他にも、チマチョゴリはそれなりに知名度はありますが、装飾品であるノリゲだとかも本作では見られます。そういった見慣れない文化が全面に出てきたので、日本人には強烈なインパクトを与えたのでしょう。

シンデレラストーリーでは収まらない『奇皇后』

1,980
ショップで確認
14世紀、中国と朝鮮の国号が変わっても、その実態は変わりませんでした。元(げん)を宗主国とする高麗は、自国の女性を献上する「貢女(コンニョ)」を送っていました。それは元への忠誠を示す1つの手段でした。その貢女の中には、のちの奇皇后となる少女キ・ヤンもいました。彼女は母親と一緒に元に連れて行かれる所でしたが、元への対抗、また貢女制度に反対する当時王太子のワン・ユに貢女集団は助けられました。しかし逃亡計画は失敗し、キ・ヤン以外は皆逃亡の罪で元の兵士らに殺されてしまいました。キ・ヤンは元への復讐を誓うものの、まずは生きなくてはいけません。そこで少年のフリをしてスンニャンと名乗って生きていくのです。いつしか女性でありながらも武術にも長けたたくましい女性となり、ワン・ユと再開を果たすのです。



韓国ドラマであり中国(元)ドラマでもある

奇皇后は、中国元王朝最後の(本作ではタファンと呼ばれる)皇帝・順帝(トゴン・テムル)の皇后です。史実においても、貢女であった女性が皇帝の妃となるのも珍しいケースですし、ある意味で都合よく第一皇后、第二皇后が失脚、死亡した事で皇后へと登りつめた女性でもあります。よって朝鮮人でありながらも、元宮廷に入るわけなので、中国ドラマとも言えます。中々これは思い切った点です。いわば異国の時代劇を作り上げたわけです。その為韓国だけでなく、随所に中国での撮影もこの『奇皇后』では見られました。元での場面をよくよく見てみると、中国時代劇でもおなじみの紫禁城セットが使われてたりしています。さらに高麗側の事情も本作では描かれたので、場面がよく転換して飽きることなく視聴できます。



ヨンチョル一族との対決がメイン

皇帝になる前のタファンは、ヨンチョル一族に邪魔者として扱われ時に命を狙われました。ヨンチョルは元の丞相で、全権力を握っていました。対して、タファンは字を書くことも読むこともできない男性で、皇族とは名ばかりの無力な存在でした。そんな彼が奮起したのは、先帝である父をヨンチョルに殺されたり、自身の命を脅かされ、また屈辱的な日々を送らされてきたこともありますが、何よりものちの奇皇后となるキ・ヤン(スンニャン)の存在が大きかった為です。キ・ヤンの心を欲したタファンは、怯えるだけの人生ではなく、ヨンチョル一族と戦う事を決意したのです。またかつての王太子ワン・ユはヨンチョルによって王位につくものの、その地位を廃位されました。その為彼もヨンチョルへの復讐の機会を待っていました。同時にワン・ユも同じくスンニャンに恋い焦がれており、タファンとワン・ユの恋の戦いがありながらも、協力してヨンチョル一族を倒す為に全力を注いだのです。



意外と手強いタナシルリ皇后やバヤンフト皇后

ヨンチョル一族であり、ヨンチョルの娘であるタナシルリは、タファンの最初の皇后となります。ワガママであり、皇太后の支配する後宮を嫌い、自らが頂点に立とうとしたものの、初めはタファンとの夫婦生活の充実を図ります。しかしタファンの心が手に入らないとわかると、徐々に心がすさんでいってしまいます。側室達をいびったり、時に大罪を起こすこともあります。ただどこか間の抜けた可愛らしい所がある女性で、ヨンチョル一族が滅ぼされた時の彼女はどこか可哀想に思える女性でした。対してバヤンフト皇后は全く違うタイプの女性でした。ヨンチョル亡き後、ペガン将軍がヨンチョル一族を滅ぼした功で丞相となりました。そのペガンの一族がバヤンフトでした。しかし彼女は宮廷入りしてからすぐにその生まれ持った残忍性を見せ始めました。しかし身から出た錆で、タナシルリのように長くは皇后の座にはいられず、貴妃となったキ・ヤンによって、断罪され殺害されてしまいました。キ・ヤンの力の強さを誇ると同時に、悪がのさばることはないことを物語ってもいました。

悪女の一生を通して見た朝鮮王朝史『女人天下』

3,988
税込、送料込
李氏朝鮮第11代国王となる中宗のクーデターが発生し、見事にそれが成功しました。そんな激動の時代に1人の女性が生まれます。朝鮮三大悪女のひとり鄭蘭貞(チョン・ナンジョン)です。彼女は本来は李氏朝鮮の王族・巴陵君(パルングン)の娘でありながらも、巴陵君が謀反の罪で捉えられた為に、その出自を隠されました。その後様々な人の手で赤子チョン・ナンジョンは生き残りました。しかし巴陵君の子と言っても庶子(側室の子)であったので、その後ひそかに匿ってくれた両班(ヤンバン)(貴族)鄭氏の家では庶子として虐げられ育ちました。そんな環境で育った彼女は貴族社会や世間への復讐心を燃やしました。彼女が美女として成長すると、転機が訪れました。のちの中宗の王妃・文定王后(ムンジョン王妃)となる尹氏(ユン氏)の兄尹元衡(ユン・ウォンヒュン/ドラマではウォンヒョン)に見初められます。そして正式にウォンヒョンの側室となり、彼女も宮廷への出入りが許されるほどユン氏とウォンヒョンの信頼を得ました。こうして欲望渦巻く宮廷での戦いに身を投じていくことになるのです。



騙し騙され貶め合う女達の戦い

朝鮮三大悪女には、どうしても時の権力者たる国王の妃や女官が多いものですが、チョン・ナンジョンはそれとは全く異なりました。彼女は物語の中で確かに美女として一時国王に一目置かれる存在にもなり、信頼も得ます。しかし決して妃になる事はありませんでした。王にとっては、妻の兄の側室とはいえ既婚者であった以上、倫理的にも犯してはならない一線を守ったわけです。とはいえ、王妃の兄の妻(側室)という座は、周囲が一定度気を遣う存在でした。本来なら嫡庶の違いが明確で厳格な李氏朝鮮時代において、宮中に側室が出入りすることは許されません。しかし文定王后の寵愛を勝ち取り、特別に出入りを許されました。熟年の王の側室達も、彼女を無下に扱う事に抵抗がありました。チョン・ナンジョンの出世はそれに留まらず、のち文定王后の権力が最大化すると、ついにウォンヒョンの正妻を毒殺してまでして、自分がその座に座りました。悪行が多い女性ながらも、ナンジョンにとっては悲願を達成し、妃や女官を除いた女性として最高位の座についたのです。



妃であろうと女官であろうと刑罰や拷問は過酷極まりない

宮廷において、王の寵愛を得て王子を産んだ妃達が鎮座していました。一時彼女達は文定王后を抑圧するほどの存在でした。中でも敬嬪(キョンビン)朴氏(パク氏)は、王の長男王子を産んだことで絶大な力を振るい、悪行を重ねていました。文定王后や中宗王の生母・貞顕(チョンヒョン)王(太)后にまで横柄に振る舞い、脅迫することも度々ありました。しかしチョン・ナンジョンの陰謀により、謀反の罪によって王に敬嬪の地位を廃されると、今まで敬嬪に追従し多大な恩恵を受けていた朝廷の重臣達や妃や女官は躊躇なく背を向けました。敬嬪も悪女ながらもこの裏切りは中々酷い光景でした。当然敬嬪付きの女官達も捕らえられ拷問にかけられました。主人の罪が及んだわけです。このように、朝鮮王朝における謀反の罪というのが、今までの地位を一瞬にして崩壊させる力を持っていた事を物語っていました。加えて、敬嬪が賜薬(サヤク)(毒薬)によって死ぬと、文定王后のナンジョンに対する寵愛も一層高まる要因となったのです。

花たちの戦い 宮廷残酷史

36,450
ショップで確認

セレクト雑貨の百貨店PITATTO Yahoo!

朝鮮王朝第16代王仁祖の時代、宮廷は血みどろとなっていました。先代王光海君王をクーデターによって王の座から引きずり落とした仁祖でしたが、現実は残酷です。中国明が清に変わり、新しい宗主国に屈辱的な臣下の礼をとらされます。蛮族と罵っていた輩が清となり、朝鮮の苦難の道が始まりました。仁祖は「三田渡の屈辱」を生涯忘れられずに生きていきますが、そんな王の心を手中に収めた女性がいます。のちのチョ貴人(クィイン)となるヤムジョンです。彼女は側室の子として生まれ、実父やその正室に人としての扱いを受けないまま育ちました。その為復讐心にかられ、どんな手を使っても権力を手に入れようとしました。初めは下層階級の身分でありながら、王の側室の最高位・貴人にまでなり、悪行の限りを尽くしていくのです。



同情すべきか批判するべきか悩むキャラクター

のちのチョ貴人となるヤムジョンの若い頃はそれはもう酷い生活でした。実母が側室であった為に、正室に虐げられ、虐待は日常です。また当時の朝鮮での嫡庶(嫡流かそうでないか)の違いとその扱いは明確で厳格でした。どんなに正しい事をしても、庶子であるというだけで認めてもらえません。そういった環境で育ったヤムジョンは、自身が人間扱いされていない事を強く自覚していました。そんな彼女を見ているととても気の毒に思えました。しかし王の側室となってからの彼女は今までの自分への仕打ちを許さないとばかりに、復讐をしていきます。それは実父やその正妻にも矛先が向きました。結局正妻は死に追いやられ、側室であった実母をその座に据えました。スカッとする反面、ヤムジョンの復讐のやり方は度を過ぎたものばかりが目立ちました。その意味でどのように評価したら良いか悩むキャラクターでもありました。



韓国時代劇らしい陰湿にして残忍な描写が多数

本作では日本の時代劇では見られないような描写が数多く見られました。ヤムジョンがまだ下位の側室の時代、他の高位の側室達や王妃に強くそして陰湿にいびられ、不当な扱いを受けます。それは勿論ヤムジョンにも責任がある所も多いながらも酷い扱いでした。王の子を産みながらも、狭く暗い部屋に閉じ込められ、全ての出入り口や窓を板で釘打ちされ軟禁される事もありました。それに合わせて、王妃の命令だからと女官達も王の側室であるヤムジョンに辛く当たります。彼女は死の直前に側室の身分を剥奪されますが、それはまだもっと先の事でした。正式な側室でありながらも女官からも罵声も浴びせられたり、それはもう酷い扱いを受けていました。このようにヤムジョンは悪役でありながらも、その扱いは「これは酷い」と思うような描写が沢山ありました。



朝鮮王朝側室の典型的な失敗例

朝鮮王朝には、王妃に歯向かうような側室女性が多数いて、ドラマでも扱われます。そして本作チョ貴人(ヤムジョン)も、燕山君王の張緑水、中宗王の敬嬪朴氏、粛宗王の禧嬪張氏といった寵愛を得ながらも失敗した女性達の仲間入りをした、典型的な失敗例の1人となりました。チョ貴人は、当時の仁祖の王太子である昭顕世子の毒殺に成功し、その妃である嬪宮と息子皇子まで死においやりました。これでチョ貴人の息子を将来の王へと据える準備が一時的にある程度整いましたが、昭顕世子の弟鳳林大君(のちの孝宗王)や、仁祖の継室の荘烈王后の排除に失敗します。チョ貴人は欲が過ぎ悪行を尽くしてきた為、全てを敵に回してしまいました。そして王が死ぬと誰も自分を守ってはくれませんでした。最後は全てを失って、無残に死に追いやられてしまうのです。

中国史上唯一の女帝、則天武后の生涯を描いた華やかな長編ドラマ「武則天」。

16,200
税込、送料込
中国の唐の時代、中国史上唯一の女帝とされる則天武后(武則天)が即位し、15年にわたって唐を統治しました。唐の太宗の側室として14歳という若年で後宮に入り、才人という妃の地位を与えられて太宗に使えることになりますが、陰謀うずまく後宮の中で次第に様々な人の思惑に翻弄されていくことになります。太宗の寵愛を得てほかの妃の嫉妬を買ったり、陥れられて地位を奪われたりする波乱が続きますが、もともとの天真爛漫な気質、そして意志の強さと賢さで次第に実力をつけ、ついには皇帝として唐に君臨するまでが描かれています。



登場人物や宮殿の様子がとにかく美しいです。

主人公の武則天を演じているのはファン・ビンビンですが、彼女の可憐な容姿がとにかく美しく、見ていて本当に飽きません。武則天は当初、後宮入りしたときは才人という地位を与えられます。妃の中では決して高くない位なのですが、それでもその美しさ、天真爛漫に振舞う様子が太宗の目にとまり、次第に寵愛を受けるようになります。太宗なき後はその息子の高宗の皇后に登りつめますが、華麗な衣装を着こなす貫禄ある皇后の姿をファン・ビンビンが見事に演じています。また彼女と肩を並べて皇帝の寵愛を着そうほかの妃たちも本当に美しく可憐です。物語の全編を通じて彼女やほかの妃たちが着た衣装は相当な数に上りますが、そのすべてが華やかで、これを見ているだけでも本当に目の保養になるといった感じです。唐の時代は中国史の中でも最も華やかな時代とされ、人々の衣装や宮殿の様子などそこここに様々な意匠が凝らされていますが、このドラマはその当時の様子を十分に伝えていると思います。



ありえないほどの陰険な陰謀が日常茶飯事です。

武則天が暮らす後宮というところは、皇帝の寵愛をめぐって妃たちが様々な思惑を日々巡らせていますが、そのために無実の人を陥れたり殺害したりすることなどが日常茶飯事です。食べ物に毒を盛られたり、位が上の妃に言いがかりをつけられて打擲されるなどは当たり前のように行われます。もちろん後宮の中で暮らす人も自らを守るために、食べ物の毒見をしたり他の妃の住む宮殿に間者を忍ばせたりいろいろとしていますが、それでも防ぎきれず命を落とす人が本当に多いです。武則天でさえも一度は陰謀に巻き込まれ、側室の地位を奪われ犯罪者同然の扱いを受けるという屈辱に甘んじました。後宮の妃たちにとって、皇帝の寵愛を得るということがまさに命をつなぐことなので、他人を蹴落としてでもその愛を得て自らの地位を守ろうと躍起になっているのです。他人に毒を盛ったり体を傷つけたり、残忍な手法がまかり通る恐ろしい後宮の様子がよく描かれています。



辛い体験にもめげず、女帝として君臨するラストが素晴らしいです。

武則天は太宗の側室として後宮に入りますが、太宗亡き後は当時の慣習に倣って出家します。しかし太宗の息子・高宗の意向を受け再び後宮に戻り、その後は確実に己の地位を固めていきます。武則天の生涯が本当に大変になるのは再度後宮に戻った後のことで、自分の子供を二度も殺されるという悲劇に見舞われます。しかしその悲劇に打ち負かされることなく政敵を蹴落とし、ついには高宗の死後、史上唯一の女帝として唐に君臨することになるのです。彼女が即位するとき、ずっと自分に付き従ってきた従者と「私の敵は?」「みな死にました」「私の友は?」「みな、お亡くなりになりました」というやり取りをし、自らが後宮に入ってからの波乱の年月を振り返っている様子をみて感無量になりました。太宗と高宗という二人の皇帝の愛を得たこと、また自らが皇帝となるまでに経てきたあまりに波乱の道のりを武則天とともに視聴者が振り返る瞬間です。一人のか弱い女性が、自らの才知により国の頂点に登りつめるというこの大出世物語、見応えはたっぷりだと思います。

今さらだけど女性みんな見て!sex and the city

1,659
ショップで確認
舞台はニューヨーク、マンハッタン。ライターのキュートなキャリーブラッドショー、弁護士のさばさば系ミランダホップス、美術館員の夢見る女の子シャーロットヨーク、PR会社社長「ザ肉食女子」サマンサ。4人の個性豊かな女性が大都会で、30、40?代の大人な恋、セックス、仕事、友人関係を繰り広げる少し前に流行った海外ドラマ。何年か前に放送されたのに、恋の悩みやファッションは時代を超えて全世界共通。みているだけで、恋したい!おしゃれして街にでよう!っと前向きに思わせてくれる。

ファッションがかわいい!
セレブな30代以上の女性が主役だけあって、ファッションが魅力的。20代の安っぽいファッションではなく、高級ファッションのドレスの時の髪形やバッグの合わせ方。友達とごはんの時のカジュアルなファッションのコーディネートなんかは、目からうろこ!ドラマ見ながら、TPOに合わせたファッションが大切だって、改めて考えさせられた。あと、ニューヨークのおしゃれなお店で、買い物してるシーンなんか大好き!靴、下着、ドレス!残念ながら、私は高価なドレスを買っていくところなんてない庶民だけど、ドラマ見たあと、ネットショッピングでこんなのいいかなーって妄想するのがとっても楽しい!なかなか行けないセレブな気分を、ドラマで味わってみよう!

赤裸々なセックスライフ
このドラマのセックスライフ・・日本じゃこんなことないでしょ。って思うことが多い。30代過ぎると、落ち着いて主婦になっている人が多くて、まわりにこんなシングル謳歌してるひとなんていないよ!って思うけど、見てるとセックスライフだけじゃなくて、女性ならわかる恋の悩みとか、全部代弁してくれてる。女同士で、恋の悩みを相談して、なぐさめはげましあってる姿は全世界共通なんだな。って思ってなんだか安心する。キャリーはミスタービッグとの恋、ミランダのバーテン、スティーブとの恋からの妊娠、シングル、シャローットの結婚願望、不妊、離婚や再婚、里親。サマンサだけは、ふつうじゃないかな。

見てほしいのはドラマだけじゃない
このドラマはシーズン1から6まであるけれど、まずどこから見てもひとつのストーリーが、一話でまとまってるから、途中から見てもなんとなくストーリーはわかるから、大丈夫!私は適当に真ん中位を借りてみて、適当に借り続けて、あとからじわじわと全部通してみたい!っとなりました。全部通してみて、伏線ありすぎ!てびっくりしました。また、ドラマだけじゃなくて、映画も1,2.と出てます。はまったらシーズン1から6、映画1,2.と大人借りして一気に見るのが、おすすめ。どっぷりニューヨークのセレブ女性の気分を味わいましょう。
おすすめ度:

トレージャーハントを映画にした傑作!!ニコラス・ケイジ主演の『National Treasure』。

2,239
ショップで確認
ニコラス・ケイジを主演にしたトレジャーハント系のアクション映画です。アメリカ独立宣言書を巡っての宝探しで、命を狙われたり暗号を解いたりと一瞬でも目を離せない展開が続きます。歴史学者のベン・ゲイツ(ニコラス・ケイジ)に仲間が集まり協力をして宝を手に入れるために冒険をしていく様子は心を掻き立てます。フリーメイソンやテンプル騎士団のような有名な名前も出てくるので現実味の強い作品となっています。暗号を解くためにカギとなる仕掛けや、追い掛けてくる敵から全力で逃げ回る場面など気の休まる暇もないくらいの展開の速さは見ていて気持ちのいい作品となっています。

独立宣言書に隠された謎を解く。その解くカギはレモンとドライヤー!?
独立宣言書に秘密が隠されている事を知ったベン・ゲイツは悪人に宝を悪用されないように、先に独立宣言書を保護する事にしました。国立公文書館から独立宣言書を持ち出したベンは父であるパトリックの元に行き、隠された暗号を探す事にしますがすぐには見付かりません。パトリックの助言でレモン汁を宣言書に塗って温かい吐息を吹きかけると文字が浮かんできます。その方法で暗号は分かるのだと確信したベンはレモンを絞れるだけ絞ってその汁を宣言書に塗りドライヤーで温めて文字を別の紙に書きだします。出てきた数字が宝に繋がる大事な鍵となりベンたちを宝へと導いてくれます。ただ、この暗号は宝へとたどり着く鍵のひとつ、まだ宝にたどり着くには必要なものがあります。ここで安心はできないと思いつつも先に鍵を手に入れる事が出来た事に安心する束の間の休息に安堵できます。

ふたつめの鍵を手に入れる。追い掛けてくるしつこい男たちから逃げるために市場を走り抜ける。
独立宣言書に書かれていた暗号から次に必要となる鍵を手に入れるために動き出します。なんとも分かりづらい暗号を解いて、独立宣言書が書かれた時代で物事を考えてたどり着いた先にあったのは眼鏡で、その眼鏡を正しくかければ本当の暗号を読む事ができて、どちらか片方でも失ってはいけないと分かったベンは宣言書と眼鏡を別々に持って二手に分かれて逃げ出します。片方だけ手に入れても無駄だと逃げる中、アビゲイル・チェイスは一人のしつこい男に追い掛けられて市場の肉売り場に逃げ込みます。売り場のおばさんはここで何しているのかと聞いてきたのに咄嗟に、別れた男がしつこく追いかけてきているから助けてほしい、と言えばアビゲイルの味方をして男を追っ払ってくれたワンシーンに感動します。女同士の味方というのは実に頼もしくありがたいものだなと思える、少しほっこりできるシーンがどうしようもなく好きです。

宝にたどり着き、逃げる時。命を取るか宝を取るか、その選択を見る。
宝がある場所まで行くのに、どんな仕掛けがあるか分からないからと人を連れて行くのは分かります。ベンの家族、両親まで巻き込んでさまざまな障害を越えていきます。地下深くまで潜り込み、現れた宝は美しく大変な思いをしてきただけの事はあると思うほどのものです。鍵を見付け場所を特定したのはベンなのに歴史に名を残したいイアンは自分が見付けたのだと大声で叫びます。それを冷ややかな目で見ながら見付けた事の報告を、と思った段階で宝のあった場所は崩れていきます。崩落と洪水に何とか脱出しようとしますがどうしても一人は残らないと皆が死んでしまう、という段階になってイアンはベンに残らせようとしますが宝の怒りなのかちょっとしたアクシデントでイアンだけが残るような形になります。それでも見付けたのは自分だと言ってほしいと欲を見せるイアンにこれがトレジャーハンターの誇りなのだろうか、命よりも名誉を取るのかと思わせるシーンになります。夢に命を懸ける男は格好いいと思いますが実際に死んでしまっては意味がないのに、と考えさせられる作品ともなっています。それでもこのトレジャーハント系の作品は最後まで楽しく見れる作品でした。

どうなるのか見逃せる場面がない『Knowing』。

4,568
税込、送料込
50年前に一人の不思議な少女・ルシンダの手によって埋められた手紙がタイムカプセルとして掘り出されます。たまたまその手紙を受け取った少年・ケイレブはそれを見てから身辺で不可思議な事が起こり始めます。その行動や現象を見たジョン(ニコラス・ケイジ)はケイレブを守るためにタイムカプセルから出てきた手紙を調べていきます。そこに書かれた数字の羅列を調べていくうちにそこに書かれていた数字は地球の未来を予言しているものだと知り、何とかして人類が助かる方法はないのかと考え始めます。息子のため、未来を皆で生きるためにジョンは地球最後まで全力で走り回るという作品です。

タイムカプセルから出てきた手紙を見た息子の行動を見る。並ぶ数字の羅列にはどんな意味があるのか!?
最初は50年前の映像から始まって現代。小学校でタイムカプセルを発掘して子供たちに、タイムカプセルの中身を配っていきます。我先にとタイムカプセルに群がっていく子供たちの中、ケイレブは少し遅れて手を伸ばしました。他の皆はメッセージのような手紙を読んでいる中、ケイレブが受け取った手紙には数字の羅列が並んでいました。最初は興味なさげにしていたケイレブですが気が付くとその数字を眺めるようになります。父であるジョンも何かあるのかと心配そうに見ていますが子供の事だからと放置していたのに妙な行動を取るようになってから慌てます。50年前のルシンダと同じように数字の羅列を一心不乱に書き出すようになってジョンが止めようとしても止まらなくなって、何かあるのかと考えたジョンはその数字の謎を調べ出すという、最初の事件らしき部分は映画に惹き込まれていく転機となっています。

数字の意味が分かった時。飛行機の墜落から恐怖を感じる。
数字を見ていたジョンは書かれている数字が日付を意味している事に気付きました。でも、日付だけではない数字もあってその数字は何なのか考えてる中、車で走っている途中渋滞に捕まって何気なくカーナビを見てハッと気付きます。そこで記されていた緯度の数字が日付の後に書かれていた数字は緯度ではないのかと気付いて外に出た瞬間、飛行機がおかしな感じに飛行していて、すぐ間近に墜落しました。それでハッキリしました。あの数字は未来に起こる事で人が大勢死傷する事件を知らせているのだと。予言の手紙だったのだと知ったジョンは息子を助けるためにその数字が書かれている日と緯度の場所には絶対に近付かないようにします。一生懸命に走り回る姿に父が子を思う誠実な気持ちが伝わってきます。父子愛を感じさせてくれる中盤です。

数字の最後に記された意味を知る時。絶望を感じたジョンのとった行動は!?
地球の未来を記した手紙は途中で終わっています。その理由はどうしてかと思ってルシンダの子孫に会えば、最後に書かれていたEをふたつ引っ繰り返した記号が書かれていた意味は、全員死んでしまうという意味でジョンは絶望を感じます。どうやって死ぬのか調べたら太陽フレアの大爆発で地球は丸焼けになるのだと知って逃げ場所などないのだと知ります。せめて息子だけでも助かってほしいと思っていたジョンはずっと接触しようとして来ていた男たちが息子は選ばれて助かるのだと知ってホッとします。自分は助からなくてもいいと、その決められた日の直前に息子が助かるために逃げるのを見送った後、家族、親の元に行って最後は抱き合って最期の刻を待っている場面。そのワンシーンだけで泣けます。地球は太陽の熱で焼け野原となり、また刻が過ぎてからあの日地球から助けられた選ばれた子供たちが地球に戻ってきたのを見るとこうやって地球は何度でも蘇るのだなと思わせてくれる映画です。希望が最後に残っているのがこの作品のいいところだと思いました。
おすすめ度:

仕事大好き猫大好きな方に『メン・イン・キャット』

3,078
税込、送料込
仕事一筋で人生を走ってきたトムは、当然のように家族を犠牲にし、北半球一高いビルを建てるために周囲の人間を振り回してきました。トムの娘が誕生日に猫を欲しがったため、妙なペットショップで一匹の猫を購入することになります。妙なペットショップにいる奇妙な店長、それからキュートなのにちょっと不気味な猫たちは不思議な力を持っているようです。急いで帰ろうとするトムは、社員に呼び出されてビルの屋上に行き、言い争いをしている間に猫と一緒にビルの屋上から真っ逆さまに落ちてしまいます。気がついてみたら自分の体が病院に運ばれる姿を見つめていました。トムは娘へ贈るはずだった猫の体の中に入ってしまったのです。元の姿に戻る方法を模索しながら、家族と供に過ごします。以前から会社を乗っ取ろうとしていた社員が、トムの意識が戻らないのを良いことに好きなように進めていきます。トムは無事に体に戻れるのか、最後までドキドキします。

猫の中に入ってしまったお父さん
可愛い猫の中に入ってしまったお父さん、キュートなだけじゃない。シビアで辛辣な口ぶりもなぜだか笑いを誘います。どんなに威張っていても見た目が猫なので、和んでしまいます。とにかく父親だとは知らずに接する娘の様子がとても健気。トムのことを心から愛する娘と、離婚を考えていたけれど考え直した妻のララ。もしかしたら一生猫のままかもしれないと考え、トムは半ば本気でそのままの自分を受け入れようとします。猫であっても家族を守ろうとするトムの姿にじんとしました。大人の姿の猫ですが、これが子猫だったらもっと大変だったしかわいいだろうななどと考えてしまいました。

猫の動きに思わず唸ります
私は猫を飼ったことはありませんが、ペットに家の中を引っ掻き回されてしまったことはあります。飼い主が見ていないところで何をしているのか、思った以上に俊敏に動き、飼い主の様子や動きをとてもよく観察しているので、こちらの想像を軽く超えるようなこともしてのけます。話したり考えたりしているのはトムですが、猫の姿でやる騒動は猫を飼っている人にはちょっと面白いかもしれません。ペットショップでは猫専門店なのかと思うくらいたくさんの猫がでてきます。猫が魅力的に見えるよう、美術スタッフも猫が走り回る床には多くの時間とお金を費やしたそうです。

猫のもたらす不思議な力は自分次第
猫は日本でもミステリアスで不思議な力を持つ存在として描かれる話がよくあります。祟りのような怖いものから、人を助ける守り神のような存在。海外でも魔女や魔法、おまじないの話でもでてきます。『メン・イン・キャット』の原題は、『Nine Lives』、英語のことわざ“A cat has nine lives.”からきています。猫には9つの命がある、なかなか死なない強運の持ち主という意味ですが、決して不死身ではありません。文字通り命を削ってトムに人生をやり直すチャンスを猫は渡しました。実際にどうなるかはトム次第、このチャンスを活かせるかどうかは猫にもわかりません。この絶対に善とは言い切れない、災厄にもなりかねない現象が猫の魅力となって表現されているようで少し怖くなりました。

美しい波紋を投げかける 映画「オンディーヌ 海辺の恋人」

4,104
税込、送料込
映画「オンディーヌ 海辺の恋人」は、2009年にアイルランドとアメリカで共同制作されたニール・ジョーダン監督によるファンタジーになっています。田舎の街の浜辺に突如として打ち上げられた美しい姿をした女性が巻き起こす、大人のためのおとぎ話話です。個性豊かなキャラクターを持っている村人たちと、徐々に心を通わせていく様子が印象的でした。全てが夢の中の幻なのか現実の出来事なのか、不思議な余韻を残していきます。

陸に上がったヒロイン
豊かな自然の恵みのなかに包まれている風景と、昔ながらの穏やかな時間の中で過ごしているアイルランドの人たちの姿が生き生きと描かれていました。ジャズピアニストのパット・メセニーが奏でる「ワン・クワイエット・ナイト」の優しいメロディーが、美しい街並みのなかに溶け込んでいくようでした。ある日突然に孤独な漁師の網に思わぬ奇跡が引っかかっていくことで、静かな場所にざわめきや不穏な様子が巻き起こっていきます。不思議な魅力を持っているヒロインの姿には、女優アリシア・バクレダのイメージがぴったりになっていました。

よみがえる昔のストーリー
現代社会によみがえったスコットランドの神話のなかには、今の時代に生きている我々が忘れかけていた大切な生き方が溢れていました。外の世界からきたよそ者を、すんなりと受け入れる成熟した社会が良かったです。腎臓の病と戦っている健気な少女アニーを、アリソン・バリーが新鮮な演技力で表現していました。そんな娘を優しく見守っている漁師シラキューズの役には、ベテラン俳優のコリン・ファレルが確かな存在感を発揮していました。孤独に生きてきたふたりの時間が、オンディーヌとの出会いによって静かに動き出していくシーンが印象的でした。

どこから来てどこへ行くのか
おとぎ話なのか現実の世界の出来事なのか曖昧な感覚に陥っていく幻想的な映像と、映画の世界観を盛り上げていく情緒豊かなサウンドトラックが印象的でした。ただひとりの人間であれ水の精霊のような超自然的な存在であれ、精神的にも肉体的にも傷ついてしまった心を癒す事はできるはずです。過疎地域特有の村の生活に戸惑いながらも、徐々に人々の間に溶け込んでいくヒロインの姿には、異なる価値観を受け入れていこうとする監督によるメッセージが込められています。すべてを映画を見ている観客に委ねようとする、意味深なラストも良かったです。

ロックの名曲に乗せて送る 映画「あの頃、ペニー・レインと」

3,675
税込、送料別
映画「あの頃、ペニー・レインと」は、2000年にアメリカで制作されたキャメロン・クロウ監督による青春映画になっています。音楽雑誌の記事を書くために人気ロックバンドのコンサートツアーに同行した15歳の少年の、ひと夏の成長していく姿と苦悩する心が描かれていました。ロックの名曲の数々が、スクリーンの中で魅力的に鳴り響いていきます。音楽本来が持っているはずの、人と人を結びつける不思議なエネルギーを感じました。

オープニングナンバー
パトリック・フュジットが演じているどこにでもいるような15歳の少年ウィリアム・ミラーが、アーティストたちとの信頼関係を築き上げていく様子が生き生きと描かれていました。ミュージシャンたちとの肉体的なつながりを求めているグルーピーとはひと味違う、創作活動を最大限にサポートするバンドエイドの女の子たちも魅力的な存在です。インタビューからはバンドリーダーの真摯な姿勢が浮かび上がってきて、自分たちのメロディーで世界を変えていこうとする強いメッセージを感じました。商業主義に染まっていくレコード会社への鋭い批判も良かったです。

盛り上がるメインテーマ
27歳でこの世を去ったギターリストであるジミ・ヘンドリクスのナンバーが、美しくも短い青春時代の時間の流れを暗示していて印象的でした。実在する人気ロックバンドスティルウォーターのラッセル・ハモンド役を、ハリウッドスターのビリー・クラダップが熱演している場面は見逃せないです。ケイト・ハドソン扮するペニー・レインと主人公の切ない恋愛感情の行方を、ジョニ・ミッチェルの名曲「リバー」が優しく包み込んでいるようでした。ステージ上のパフォーマンスをリアルに再現したカメラワークが、音楽のちからを伝えていました。

鳴り止まないアンコール
ヴィンテージのレコードコレクションやアナログのカセットテープの魅力を、この映画の中では上手く表現されていました。若い世代の人たちをコンサート会場やライブハウスへと連れ出そうとする、監督によるメッセージが込められています。インターネットの中でダウンロードして、デジタルオーディオプレーヤーで聞いているだけでは伝わってくることのない、音楽が本来持っているはずのエネルギーを感じることができるはずです。メジャーな音楽雑誌に静かに対抗するための、ありのままに伝えるジャーナリズムについても考えさせられました。

一味違った韓国ドラマ『麗〈レイ〉〜花萌ゆる8人の皇子たち〜』

43,600
ショップで確認

【楽天】 韓国再発見 楽天市場店

化粧品販売店員を務めているコ・ハジンは、ある日湖で溺れている少年を見つけ助けに行きます。しかし少年は助かったものの自身が溺れてしまい、目覚めるとなんと高麗時代にタイムスリップしていました。そこではヘ・スという少女の体で過ごすことになります。宮廷で生活を送る彼女のもとに8人の皇子が現れ、彼女は第8皇子ワン・ウクに惹かれ始めます。そんな中、冷酷な皇子として知られる第4皇子ワン・ソとも妙な縁で関わることになります。しかし、その8人の皇子の中から兄弟を皆殺しにする皇帝「光宗」が現れることに気づいたヘ・ス。彼女の恋は歴史に関わり始めることになります。

それぞれ魅力的な8人の皇子
この作品には8人のカッコイイ皇子が登場します。まず、イ・ジュンギ演じる第4皇子ワン・ソ。彼は幼い頃母親に目を切り付けられ、手放された過去を持つ孤独な皇子です。冷酷な存在として人々に恐れられていますが、次第にヘ・スに心を開き彼女にしか見せない表情は胸キュンものです。次に第8皇子ワン・ウク。紳士的で知的な皇子であり、ヘ・スを優しく見守り、時には力強く守る、まさに理想の男性です。その他にも、子供っぽさが母性をくすぐる皇子、芸術を愛する皇子、お調子者な皇子など、それぞれに個性があり、見ていて飽きさせません。

ヘ・スの恋の話だけではありません。ハラハラ、ドキドキ!
楽しみのポイントは恋の展開だけではありません。高麗時代は皇帝の後継者争いも行われていました。そのため、皇帝の暗殺を目論む者は後を絶ちません。ヘ・スの恋がその暗殺に関わってしまうなんてこともあり、二つの意味でドキドキすること間違いなしです。仲の良かった人々が次第に敵対関係になることもあり、話が進むごとに様々な変化が生まれていきます。戦うシーンでの皇子たちの真っすぐな視線も見どころの一つです。また、恋する女性はヘ・スだけではありません。身分の違いからなかなか前に進めない女性、自分に自信がない女性など、それぞれの恋の展開も気になるところです。

予想もつかない展開へ
韓国ドラマは、なぜかハマってしまう魅力があります。ですが意外と話の展開はなんとなく予想が付くものも多いかと思います。この作品もタイムスリップから始まっているので大方話の展開は予想が付くとは思いますが、きっと見た方は想像していなかった展開に驚かされるでしょう。展開していく中で、人の心情の変化も感じることができます。そのため、「あの人がこんな考えを持つなんて!」ということも。最後の最後まで、良い意味で裏切られるので、目を離すことはできません。いつもの韓国ドラマに少し飽きたかな?と感じる方は、また一味違ったこの作品を一度見てみることをおススメします!

人生という名前の教室 映画「あの子を探して」

5,780
税込、送料込
映画「あの子を探して」は、1999年に中国で制作されたチャン・イーモウ監督によるヒューマンドラマになっています。急速な発展を遂げていく中国経済の中で、取り残されてしまったかのような小さな田舎の街にスポットライトを当てています。中国の寒村の中で奮闘する13歳の教師の姿には、心あたたまる優しさを感じることができる映画です。小さな先生と個性豊かなキャラクターを持つ生徒たちの交流が生き生きと描かれています。

先生と生徒をつないで
たったひとりしかいない貴重な教師が年老いた母親の介護のために1ヶ月間も仕事を休んでしまうところに、中国における都心部と地方の教育格差が伝わってきました。貧しい家計を子供たちが助けなければならないために、ひとりまたひとりと教室から生徒の姿が消えていく様子がリアルに映し出されていました。小さな白墨を1日に1本しか支給されずに、先生が教科書を黒板に写し生徒が黒板をノートに写すだけのシンプルな授業が印象的でした。家庭の事情で学校をやめていく子供たちを繋ぎ止めるために、主人公は50元の賭けに挑んでいきます。

監督の大胆な役者起用法
この映画の中に登場する役者さんたちは、ほとんどが演技経験のない素人の俳優だということに驚かされました。プロの映画スターには出せない、味わい深い演技が印象的でした。スクリーンの中で演じているキャラクターの設定と、プライベートでのライフスタイルが重なっているところが面白かったです。子供たちの笑顔や涙は演じているものなのか、それとも自然に湧き上がっているものなのか疑問を抱いてしまいました。フィクションをドキュメンタリーのように錯覚してしまうほどの、さり気ない教室のざわめきや授業中の風景が美しかったです。

何のために学ぶのだろうか
困っている友だちのために教師と生徒たちが一体となってレンガ工場でアルバイトをするシーンは、究極の体験型学習プログラムと言ってもいいのかもしれません。田舎から出てきたひとりの少年の姿が、巨大化する都市の中に飲み込まれていって匿名の存在になってしまう場面には考えさせられました。最後のシーンで小さな先生とたくさんの生徒が力を合わせて手に入れたカラフルなチョークは、お金では買うことができない何よりもの宝物のはずです。ひとりずつ好きな言葉を黒板に書き込んでいくシーンには、監督の優しいメッセージが込められています。

帰り楽しむための場所 映画「うちへ帰ろう」

350
ショップで確認
映画「うちへ帰ろう」は、1998年にアメリカで制作されたスティーブン・メイラー監督によるヒューマンドラマになっています。対照的なふたつの家族の姿を映し出していくことで、社会が抱えている矛盾や問題点が浮き彫りになってきます。弟役のデイヴィッドリー・ウィルソンが、演技だけではなく巧みな脚本も描いています。家族のあるべき姿はひとつに固定されるべきではなく、多様な価値観をもって生きていくことの素晴らしさが伝わってくる映画です。

ひとつの家族がふたつに
3人の娘を引き取って家に残ることになった母親と、末の息子ひとりだけを連れて家を出ていった父親のふたつの家族の姿が映し出されていきます。ばらばらに引き離されてしまったふたつの家族が、母親がある日突然に病に倒れたことによって再び巡り合うことになりました。20年ぶりの再会は母親の方はスクールバスの運転手として経済的に苦しみ、父親のほうは事業に成功していることからぎこちない雰囲気に包まれていきます。子供たちの方も対照的で3人の娘たちはシングルマザーやリストラされた夫を抱えていて、息子の方は大学院生と別の道を歩んでいます。

ぶつかり合うファミリー
もともとはひとつだったふたつの家族がぶつかり合っていくことで、最初はお互いに反発しながらも徐々に心を通わせていくシーンが印象的でした。この映画の中では格差社会を批判するだけではなく、セレブリティを誇示する上流階級のパーティー感覚を笑い飛ばしてしまうところも痛快でした。父親と娘たちのあいだで愛憎半ばしながらも受け継がれていく、大切なコミュニケーションについても考えさせられました。傷つけあってしまうことや誤解されることを恐れないで、ストレートな言葉を投げかけていくふたつの家族の姿が伝わってきました。

移りゆく家族と生き方
単に血のつながりや子孫や家がらを受けついでいくだけの目的ではなく、時代とともに新しい家族の価値観やあり方が求められていることを感じました。道に迷った時や仕事や人間関係に行き詰った時に帰る場所としてだけではなく、人生そのものを楽しむために用意されている舞台のように思えてくるのが不思議でした。家庭を舞台だとすると、それぞれが自分たちにとってふさわしいキャラクターを引き受けて演じているのが家族なのかもしれません。さまざまな家族の姿が存在するように、誰でもふさわしい生き方を選ぶことができることが映画から伝わってきました。

まとめ

日本にはないスケールの大きさも楽しい!


美女に悪女、イケメンがてんこ盛りのこのまとめはいかがだったでしょうか?また、日本と違ってスケールが大きいのも楽しめますね!お気に入りの美女に悪女、イケメンが見つかりますように!



このエントリーをはてなブックマークに追加
このリストは参考になりましたか? はい いいえブックマークする

関連するまとめ

コメント

コメントを書くにはログインしてください。かんたんユーザー登録は無料です。
外部ID(Yahoo JAPAN ID、Livedoor ID、mixi OpenID、はてなID、JugemKEY)でもログインできます。

ユーザー登録のヘルプ

ID:
sk0929
自己紹介:
ブログ/HP:
レベル:
-
2017/07/28   2017/07/28   コメント(0)
ブックマーク(0)   印刷   友達に教える
CD・DVD・楽器
Tags  THE TUDORS 花たちの戦い 女人天下 宮廷女官チャングムの誓い ザ・チューダーズ 奇皇后 白雪姫と鏡の女王 チュモン イ・サン ダウントン・アビー トンイ
URL
Link

人気のある「CD・DVD・楽器」に関するリスト

> CD・DVD・楽器のランキングをもっと見る

このリストの関連ランキング

モノログで今人気のリスト