湯たんぽ、というと、なんだか昔っぽいイメージがありますよね。暖房も寝具も進化して、体の一部分しか温められない不器用な湯たんぽは、時代に取り残されていくのか・・・と思いきや!今、湯たんぽを愛用する人が増えています。おなかや腰を温めたり、足元に置いたりすることもできる湯たんぽは、実は時代の最先端?
【蓄熱式】お湯なしでポカポカ☆充電で熱を蓄える次世代型湯たんぽ |
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最近では「湯たんぽと言えば充電式」と思っている女子も多いそう。
コンセントからアダプター充電で暖かくなり、長時間使える蓄熱湯たんぽです。
弱塩化ナトリウム水溶液という物質が熱を蓄え、
ジンワリとぬくもりを保ちます。
このタイプの利点は、充電時間が短いこともさることながら、その柔らかさ。
です。
生理痛がつらいときにはおなかに当てて、
腰が重いときは腰に沿わせてといろいろな使い方ができるのが魅力的。
こちらの商品は、充電式の中でもかなりのプチプラ。
取り急ぎ1個試してみようかな?という方にお勧めです。 おすすめ度: |
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こちらも上の商品とほぼ同じスペックの充電式湯たんぽです。
形が円形で、角がないためよりコロンとまろやかな形。
カバーも千鳥格子でかわいらしく、オフィスや外で持っていても
好印象な商品です。
今ならされるので、
プチプラで充電式湯たんぽを探しているならチャンスです。 おすすめ度: |
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充電蓄熱式の湯たんぽでダントツの一番人気なのが、この「エネタンポ」です。
発売以来ため、
安心して使えるという点でも折り紙付き。
ほかの蓄熱式と比べ、本体の柔らかさはダントツ。
抱いても首に当ててもフィットする柔軟さで、
体に負担を掛けずにジンワリと温めてくれます。
マイクロファイバー製のカバーもモノトーンとツートンから選べる6色展開で、
やさしくて可愛らしい色が揃ってます。
もしどの商品を買うか悩んだら、こちらをイチオシしておきます☆ おすすめ度: |
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【樹脂製】軽くて割れず抱き心地も満点☆柔らか樹脂製湯たんぽ |
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お湯を入れて使う湯たんぽも、やわらかな樹脂製品が増えてきました。
こちらは手のひらサイズでカイロ代わりになるミニから
一般の湯たんぽサイズまで、用途に合わせてサイズが選べる製品です。
樹脂製湯たんぽの利点は、ということ。
熱があるときはもちろん、猛暑で寝苦しい夜は、
耳元で水音がする水枕はとても心地よいものです。
ツーウェイの使い方ができるので、水枕代わりに常備するのもよさそうですね。 おすすめ度: |
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エコロジー意識が高いドイツから、おしゃれな湯たんぽのご紹介です。
「FASHY(ファシー)」は、湯たんぽのラインナップが豊富で人気のメーカー。
透明なスケルトンタイプから医療用まで、優れた技術と信頼性を誇ります。
こちらはFASHYのラインナップの中ではプチプラな商品ですが、
4色展開のチェックの巾着型カバーがお洒落です。
外に持って行っても、お部屋に置いても、
デザインセンスが良いこんな湯たんぽなら自慢できちゃいそうですね。
FASHY製品はので、
プレゼントにもお勧めです。
お年寄りやお子さんのいる家庭でも安心してお使いいただけます。 おすすめ度: |
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同じFASHYが続いてしまいましたが、
この湯たんぽはどうしてもご紹介したくて入れちゃいました。
なんとなんです!
枕元に置いてあっても、全然湯たんぽに見えませんよね。
ちょっと足蹴にするのはためらわれますが、
ずっと抱っこしていたい愛らしさです。
車に積んでお出かけなんていかがでしょう?
寒い戸外のイベントに連れ出しても、長時間あなたを温めてくれることでしょう。 おすすめ度: |
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【陶器・金属・亀の子型】湯たんぽと言ったらコレでしょ☆レトロで新しいロングセラー |
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昔懐かしいポリ製の湯たんぽです。
厚手のポリエチレン製で、熱湯に近い温度のお湯を入れても大丈夫。
穏やかな暖かさを長時間保ちます。
こちらの商品にはカバーはついていません。
バスタオルや別売りの巾着で包んでお使いください。
重みがあってゴロゴロしますが、それが好きというファンも多いそうです。
何より
長く愛される生活の知恵を凝縮した製品です。 おすすめ度: |
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同じくポリ製の湯たんぽですが、形が変わっていて取って付きです。
ので、押し入れの隅などに
しまいやすいのが利点ですね。
カバーは別売りになります。
昭和の時代は、湯たんぽカバーを編み物で作るのが流行ったりしたそうですよ。
レトロな手編みの湯たんぽカバー、なんとなくホッコリしますね。
ちょっと編んでみたくなりませんか? おすすめ度: |
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これぞ昭和。
ポリ製よりもさらにレトロなスタイルのトタン製湯たんぽです。
でした。
湯たんぽの表面がなぜ波形なのかご存知ですか?
へこみにくいように強度を上げる目的もありますが、
表面積を広くしてより暖かさを上げるための工夫だそうです。
電気が普及していない時代に生み出された、エコな生活の知恵の結晶です。
こちらは湯たんぽカバー(巾着袋)付きで、
通常の物よりも一回り大きい3.4Lサイズの商品です。
ストーブを使っていてお湯が沸いている家庭などなら、
寝る前にお湯を移せばそのまま使えるように考えられているのも
昔ながらの知恵といったところでしょうか。
土井金属製では、一般的なサイズの2.6Lタイプも作っていますので、
用途に合わせて選んでください。 おすすめ度: |
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始めて見たときは、これが湯たんぽとは気づきませんでした。
とても珍しいデザインの、陶器製の湯たんぽです。
陶器製湯たんぽの歴史は実はとても古く、
日本では室町時代の資料から湯たんぽの使用が確認されているそうです。
当然金属も石油製品もない時代ですから、当時の材質は陶器でした。
マイクロファイバーも羽毛布団もない時代に寒い夜を温めていた湯たんぽが、
斬新なデザインでよみがえりました。
陶器製の利点は、ことです。
熱伝導率が極端に低いため熱いと感じるほどの高温にはならず、
しかもほとんどそのままの温度を長時間保つのです。
フタを外せばレンジで再加熱できるため、ランニングコストもかかりません。
お洒落な陶器製湯たんぽ。
モダンなお部屋に似合いそうですね。 おすすめ度: |
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【レンチン】今や時代はレンジでチン☆時短+湯沸かし不要なレンチン湯たんぽ |
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レンジで6分温めるだけで、10時間もの間暖かさを保つ
最新式の湯たんぽです。
薄型で、ですね。
寝る前にレンチン6分はかなりお手軽。
700回繰り返し使用可能となっていますから、
コレ1個あれば冬中使ったとしても7年以上は使える計算です。
充電式やPV樹脂の柔らかさを取るか、レンチンのお手軽さ丈夫さを採るか。
悩ましいところですね。
ファッション性や見た目にこだわりがなく実用性を重視するなら、
こちらのレンチン湯たんぽはコスパ的にもかなりのおススメです。
お洒落かどうかは微妙ですが、ポリウレタンの柔らかいカバーが付属されているので、
カバー買い足しの必要もありません。 おすすめ度: |
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最後のご紹介は、「ホルンブレンドカミングトン閃石ひん岩」、
別名「オーラストーン」製の湯たんぽ(?)です。
溶岩が海水によって急激に冷やされてできた石で作られており、
ため、芯から温めてくれます。
オーラストーンは、微粉末を繊維に練り込んで遠赤下着などにも使用されている素材です。
レンジで1~2分チンするだけで、7時間程度暖かさを保ちます。
足元の岩盤浴ともいえるこの商品、
特に冷え性で足先が冷たくなってしまう人にはオススメです。
ちょっと湯たんぽに見えないビジュアルも、面白いですよね。 おすすめ度: |
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まとめ
私たちの生活は豊かに便利になり、
真冬でも寒くて眠れないということはほとんどなくなりました。
エアコン、電気毛布、遠赤靴下など、
外がどんなに冷え込んでいても、お布団にもぐれば暖かです。
そんな中、なぜか最近湯たんぽが静かなブームになりつつあります。
ひとつにはエコであるということでしょう。
繰り返し使える点、お湯や短時間の充電、レンチンなど
準備さえすればエネルギーを使わずに一晩中暖かさを保ってくれます。
もうひとつは身体を気遣う人が増えたことです。
暖かいということは、どうしても乾燥しやすいこととセットになりがち。
湯たんぽは肌の乾燥を防ぎつつ自然に肌を温めてくれる道具として、
特に美と健康に敏感な女性の支持を集めているのです。
湯たんぽは「湯婆」という中国の道具が起源と言われています。
「ゆばーば」じゃありませんよ(笑)、これで「タンポ(tangpo)」と読みます。
婆は「妻」という意味なので、妻を抱いているような温かい物、という
なんとなくロマンチックな語源を持つ道具です。
日本人にはイマイチ意味が通じにくかったため、
頭にもうひとつ「湯」がついて、「湯たんぽ」になりました。
日本への伝来は室町時代と言われ、
栃木県日光市の輪王寺には、かの生類憐みの令で有名な徳川綱吉が使ったという
犬型の陶器製湯たんぽが残っています。
つまり、人類はそれほど古い時代から足が冷たくて眠れない夜を過ごしてたってことですね。
湯たんぽが見直されたのは、昭和時代にたびたび起こったエネルギー危機でした。
石油価格の高騰や省エネルギー政策のたびに脚光を浴び、
より省エネで熱効率の高い製品が生み出されてきました。
災害時に電気が使えなくても暖房代わりになり、そのままで水を入れる容器にもなるため、
いざという時のために湯たんぽを常備している家庭もあるそうです。
寒い冬の夜。
足元がポッと暖かいのは、本当に心がほっこりするものです。
この機会に、お気に入りの湯たんぽをお一ついかがですか?