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【DIY】大人がハマる本格的手芸「木目込み人形」にチャレンジしよう

お正月やひな祭り、子供の日など、節句ごとに季節を飾る日本の伝統的な文化に欠かせないのが、おめでたい飾り物やお人形の数々です。今回は、伝統的な飾り物を作る木目込みの技法を使った小物や日本人形の制作キットをご紹介しましょう。木目込みってどんな手芸?難しくないの?そんな疑問にもお答えしちゃいます。
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【キット】初心者でもトライしやすいお試しキットから本格的な木目込み人形まで

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初心者・子供向け/木目込みの基本構造が判る簡単工作キット


木の粉で作られた原型に彫られた溝に布を押し込み(木目込み)ながら作る木目込み細工。
その基本的な構造と技法がわかりやすいように作られた、
子供や初心者向けの工作キットです。

キット内容:
・木目込み用紙箱
・ちりめん(7種)
・ 発砲ポリエチレン (木目込み土台)
・両面テープ
・プラ製ねんどベラ
・丸ひも ゴールド

追加で必要な物:
・木工用ボンド
・ボンドを出す容器(牛乳パックや不要なプラトレイ)
・つまようじ
・手芸用はさみ(先が細い物がお勧め)

本当の木目込みには桐塑(桐の木の粉を糊で固めたもので作った土台)を使います。
が、桐塑は軽く弾力がないため折れたり欠けたりしやすく、
事前にヤスリなどの処理も必要なため、初めてだと扱いに戸惑うこともあります。
このキットは、土台にポリエチレンスポンジを使うことで扱いやすさを格段にアップし、
木目込みの工程の楽しさだけを味わうことが出来るように工夫されたものです。

カラフルなちりめんの小切れの端を溝の中に押し込んで固定し、
最後に金色の紐で溝の上を囲います。
溝にはボンドを塗っておいて、粘土ベラで押し込んだ布がしっかり固定されるように
はみ出した布をカットしながら仕上げていきます。
作業自体は難しくないので、小学生くらいのお子さんでも
楽しく木目込み細工を学ぶことが出来ます。
和風でカラフルな箱が作れるので、実用性もバッチリですね。
おすすめ度:

795
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初心者・子供向け/スチロール球を使って簡単可愛い手毬を作ろう


上の小箱と同じく桐塑の代わりにスチロール球を使い、
子供でも楽しく木目込み細工が作れるように工夫された工作キットです。

キット内容:
・フェルトシールセット(10色組)
・プラ製ヘラ
・工作ボンド
・スチロール球(φ100mm)
・丸ひもゴールド(φ1×4mm)
・型紙

追加で必要な物:
・ボンドを出す容器(牛乳パックや不要なプラトレイ)
・つまようじ
・手芸用はさみ(先が細い物がお勧め)

使う布がフェルトなので、切れ端がほつれにくく細工しやすいのが特徴。
型紙に沿って布をカットし、スチロール球に刻んだ溝にボンドを塗って
その中に布の端を木目込んでいきます。
色合わせや模様の形も自由が利くので、
もっと複雑な模様や逆にシンプルな物も作れます。
最後に溝に金色の紐を貼り付けて完成。

見た目にもとてもかわいらしい毬ができるので、
夏休みの宿題にも良さそうですね。
模様を工夫すれば、大人でも充分にやりがいのある作品になりそうです。
木目込みの練習用として、簡単にトライできる価格もうれしいキットです。
おすすめ度:

1,728
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初心者~中級者向け/丸くて愛嬌のある干支置物


木目込み人形のシリーズの中には、干支の物もたくさんあります。
その中でも比較的コストが安く、初心者向けのこちらをチョイスしました。

キット内容:
・桐塑ボディー
・ちりめん
・目・鼻パーツ
・バンダナ用布
・開運札マスコット

追加で必要な物:
・紙やすり(600~1200番くらいの物/100均ショップで購入できます)
・木目込みベラ
・のり(寒梅粉)または木工用か手芸用のボンド
・桐粉(ボディの欠けを埋めるのに必要)
・彫刻刀(切り出しナイフ/溝が途切れたり浅いときにくっきりさせるため)
・目打ち
・はさみ(手芸バサミまたは反りハサミ)
・お皿(のりを溶くのに使います。不要なプラ容器などで代用可)

丸みが多く、比較的シンプルな形の木目込み人形です。
桐の粉を糊で固めた桐塑という土台にちりめんを木目込んで制作します。
このキットには型紙が付いているので、
あらかじめパーツの形に布をカットしてから作業できます。

パーツごとの面積が比較的大きめでそれぞれのラインも複雑ではないので、
比較的初心者でも完成させられると思います。
木目込み人形としては価格も抑えめなので、初めての制作にいかがでしょうか。

製造元の福和工芸は、豊橋で日本人形を製造販売している会社です。
高価だった日本人形をもっと普及させようと樹脂製の頭や手足を工夫し、
観光地で売られる様々な人形の開発を手掛けてきた、
"庶民的日本人形"のパイオニア的な存在。
"本格的"でありながらも"より手軽に"木目込み人形が作れるように、
たくさんのキットを製造販売しています。

最初に書いた通り、干支の木目込み人形はたくさんの種類があります。
このページも下の方にいくつかの商品が掲載されているので、
チャレンジしてみたいものを選んでお取り寄せしてみて下さい。
おすすめ度:

2,670
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初心者向け/コロンとまん丸いふくろうの置物


縁起物のふくろうも、木目込み人形では人気のジャンルです。
全体的にシンプルな形なので、初めてトライする人にもおススメ。

キット内容:
・桐塑ボディー
・布
・目玉パーツ
・型紙

追加で必要な物:
・紙やすり
・木目込みベラ
・のり(寒梅粉)または木工用か手芸用のボンド
・桐粉
・彫刻刀
・目打ち
・はさみ(手芸バサミまたは反りハサミ)
・お皿(のりを溶くのに使います。不要なプラ容器などで代用可)

使用する布はちりめんだけではなく、木綿のやや厚手の物が含まれます。
しっかりしてハリがある分作業しやすいですが、
ほつれが出やすいという欠点もあります。
糊でまとめ、ハサミでこまめにカットしながら
上手に木目込んでください。

全体的に大きなパーツがほとんどで形もシンプルなので、
上の干支置物よりも作業自体は簡単そうです。
あとから頭をはめ込む必要もないので、
初心者向けのキットと言えるのではないでしょうか。

余談ですが、ページの下部に表示されるスポンサープロダクトに
ふくろう製品がたくさん並んでいて思わず見てしまいました。
ふくろう好きならぜひこのキットにトライしてみて下さい。
おすすめ度:

2,700
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布がたり・ちりめん和柄生地と手芸 楽天

初心者・子供向け/可愛い手毬が10個も作れちゃう楽しいキット


直径5cmのかわいい手毬が10個セットになったお得で可愛いキットです。

キット内容:
・柄ちりめん10cm角12枚
・無地ちりめん10cm角12枚
・木目込てまり用スチロール球10個
・紐10本
・作り方説明書

追加で必要な物:
・はさみ
・ものさし
・ペン
・手芸用ボンド
・目打ち など

再び初心者向けのスチロール素材の木目込みキットです。
ボディーのスチロール玉にあらかじめくっきりと溝が入っているので、
より初心者向けで簡単に作成できるようになっています。

木目込んだ溝の上から組みひもを貼ってしまうので、
多少失敗してガタガタしてしまっても目立たないのがうれしいですね。
サンプル写真のように吊り下げ飾りにしても素敵です。
非常にシンプルな作りなので、子供の工作にもおススメ。
一緒に楽しくたくさんの毬を作って遊びましょう。
おすすめ度:

3,564
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中級者向け/ザ・木目込み人形といった風情の童女人形


"木目込み人形"と聞いたときに真っ先に思い浮かべるような、
童女の立ち姿のお人形です。

キット内容:
・桐塑ボディー
・ちりめん
・頭
・型紙

追加で必要な物:
・紙やすり
・木目込みベラ
・のり(寒梅粉)または木工用か手芸用のボンド
・桐粉
・彫刻刀
・目打ち
・はさみ(手芸バサミまたは反りハサミ)
・お皿(のりを溶くのに使います。不要なプラ容器などで代用可)

花柄のあでやかな置物がかわいらしい童女の木目込み人形。
高さ21cmの平均的なサイズで、木目込み人形としては
比較的作りやすい形ではないかと思います。
頭は別になっており、最後にはめ込むだけなので、
胡粉(おしろい)を塗ったり顔を描いたりという作業はありません。

キットの制作は、日本人形で有名な岩槻市の有限会社 正栄。
この会社のキットの特徴として、初心者にも作りやすい
深い切り込みを入れたボディが挙げられます。
こちらのキットは布や型紙、頭もすべて含まれていますが、
正栄ではボディだけの販売もしており、
オリジナルにトライしたくなった時に便利です。

ページ内にはほかの童女人形や干支人形などのリンクもあるので、
色々と探してお気に入りを見つけてみて下さい。
おすすめ度:

3,672
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初心者~中級者向け/丹後の節句にピッタリな兜の飾り物


男の子の節句向けの木目込み人形もいろいろとありますが、
より初心者向けなこんな兜飾りはどうでしょう。

キット内容:
・桐塑ボディー
・ちりめん
・前立て(兜の飾り)
・飾り金具
・組みひも
・型紙

追加で必要な物:
・紙やすり
・木目込みベラ
・のり(寒梅粉)または木工用か手芸用のボンド
・桐粉
・彫刻刀
・目打ち
・はさみ(手芸バサミまたは反りハサミ)
・お皿(のりを溶くのに使います。不要なプラ容器などで代用可)

とても作りやすそうなシンプルな形でパーツの大きさもほどほどなので、
動きのある人形に比べるとかなり楽に作れそうです。
凛々しくてかっこいい柄のちりめんの取り合わせで、
作っていてテンションが上がりますね。

かぶとの目立つ飾りや金具もすべてセットされているので、
五月の節句の飾り物として作ってみてはいかがでしょう。
かなり目を惹く立派な作品が作れそうです。
おすすめ度:

6,669
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初心者~中級者向け/ちょこんとこっちを見ている可愛いチワワの人形


現代的な造形の干支人形はいかがですか?
チワワのカップルがつぶらな目でこちらを見ている
可愛らしい干支の置物です。

キット内容:
・桐塑ボディー
・ちりめん
・目パーツ
・作り方説明書

追加で必要な物:
・紙やすり
・木目込みベラ
・のり(寒梅粉)または木工用か手芸用のボンド
・桐粉
・彫刻刀
・目打ち
・はさみ(手芸バサミまたは反りハサミ)
・お皿(のりを溶くのに使います。不要なプラ容器などで代用可)

木目込み人形と節句飾りの専門店、東芸が毎年販売している
数量限定の干支人形のキットです。
東芸の木目込み人形は型紙を使わず、布をボディーに当ててカットしながら作る
立体裁断の技法を使います。
ある程度木目込み人形の作り方が理解できている方が
安心して取り掛かれるかもしれません。

毎年人気の商品で、早い時期に売り切れてしまう東芸の干支置物。
キットと同じ物の完成品も販売しており、
万一製作途中で失敗してしまったり諦めてしまった場合でも、
東芸に問い合わせをすると別途手数料を支払えば完成してもらえるとのこと。
こういう点がいかにも伝統工芸の木目込み人形らしくて面白いですね。

着物の形や全体の造形は比較的作りやすそうなので、
童や舞妓さんに挑戦する前の練習用としても良さそうです。
おすすめ度:

8,002
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初心者~中級者向け/おめでたい犬張子の干支飾り


おなじ東芸から大人気商品の犬張子の木目込みキットです。

キット内容:
・桐塑ボディー
・ちりめん
・目パーツ
・作り方説明書

追加で必要な物:
・紙やすり
・木目込みベラ
・のり(寒梅粉)または木工用か手芸用のボンド
・桐粉
・彫刻刀
・目打ち
・はさみ(手芸バサミまたは反りハサミ)
・お皿(のりを溶くのに使います。不要なプラ容器などで代用可)

全体に丸みが強く、多少の慣れが必要な形の木目込み人形です。
メリハリの効いた色味のちりめんを使うので、
飽きずに楽しく制作できそうです。

年配の方へのプレゼントにも喜ばれそうなおめでたい犬張子。
他のメーカーからも販売されていますが、
華やかさといかにもおめでたい配色の良さでこちらをお勧めします。
おすすめ度:

8,532
税込、送料込

初心者向け/初心者でも安心なスチロールボディーの姫だるま


ボディーの溝付けから木目込み、お顔の制作まで一通りの作業を自分の手で作れる、
初心者向けの姫だるまのキットです。

キット内容:
・発砲スチロールの土台
・ちりめん生地
・貼り合わせたちりめん
・黒のビーズ
・赤の紐、頬紅
・黒の台座2枚
・作り方説明書

追加で必要な物:
・はさみ
・ピンセット
・手芸用ボンド
・カッターナイフ
・目打ち
・ものさし
・消えるチャコペン など

ボディーがスチロール製なので、桐塑ボディーと比べると格段に扱いが楽です。
溝を付けるのも力が要らず、目打ちだけでサクサクと進められます。

体と顔、2つのスチロールの玉にそれぞれ木目込みを施し、
最後に髪の毛をつけてから合体させて完成です。
初心者でも作りやすいように特別な道具や材料は必要とせず、
ピンセットやカッターを使って作業できるようになっています。
フルカラーの説明書も細かく作られており、
工作気分で木目込み人形を作ることが出来ます。

完成させれば、人形店で買ってきたような可愛い姫だるまが二つ。
高さ16cmの程よいサイズなので、お正月やお雛様の飾り物としても見栄えがして、
お部屋におめでたい風情を醸し出してくれるのではないでしょうか。
おすすめ度:

【材料・道具】木目込み人形に必要なちょっと特殊なツールたち

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接着剤/もち米から作られた天然の接着剤


木目込み人形のボディーに布を木目込むときに使う糊です。
もち米を原料に手を掛けて作られる物で普通のヤマト糊よりも接着力が強く、
固めで粘り気の強いテクスチャーで生地に染み込まないため汚れにくく、
木目込み人形では最もポピュラーに使われる接着剤です。

実際に扱うとなると水で練ってからしばらく(1時間ほど)なじませたり、
生ものゆえに作り置きがあまりできなかったりと気難しい部分もあります。
本格的なキットを作るなら是非一度は使ってみたいものですが、
初心者の内は普通の糊や木工用ボンドでも代用できます。
2つ目、3つ目と続けて作品を作るようになってから購入するのがお勧めです。
おすすめ度:

97
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修復材/ボディーの亀裂や穴を埋める桐の粉


木目込み人形のボディーは、桐の粉を糊で固めた桐塑(とうそ)という粘土です。
乾くと固くなり簡単に削ることが出来るため、
木目込みの溝をくっきりと彫り込むのに適しています。
ただ柔軟性が低いので、どうしても欠けたり割れたりすることも。
そんな時に修復に使うのが、桐塑と同じ桐の粉である桐粉です。

桐粉と糊を10:2くらいの割合で混ぜて水を加え、
"耳たぶくらいの固さ"にした物を使います。
欠けた部分に塗り付けて乾かし、やすりで他の部分と同じように
滑らかに整えたら修復完了。
ご紹介したキットの中でも桐塑を使用した物の場合は、
この作業を行う必要が出てくる可能性があります。
木目込み人形を作るためには、接着剤と共に必ず必要になる素材です。
おすすめ度:

1,296
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マリヤ手芸店ヤフーショップ Yahoo!

道具/木目込みを楽に正確に行うための専用ツール


桐塑の筋にちりめんの端っこを押し込んで固定する木目込み細工。
細い筋にしっかりと布を押し込むために使うのが、
木目込みヘラ(両刀ヘラ)と呼ばれる専用の道具です。

直線で鋭くなった側で桐塑の溝が浅かったり途切れている個所を彫り込み、
ゆるくカーブした側は布を押し込むのに使います。
一本で木目込み人形の制作がすべて行えるように工夫されており、
使い勝手の良い非常に優れた道具と言えます。

最初は100均ショップで購入できるプラスチックの粘土ベラなどでも構いませんが、
力のかかり具合や細かい部分の木目込みなどは、
どうしても木目込みヘラがあった方がスムーズです。
特に桐塑ボディーのキットを制作するなら、一本は持っておきたい道具です。
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3,830
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道具/細かい布をカットするのに適した反り刃のはさみ


筋に布を押し込む(木目込む)際に、
どうしても布の端が余ることがあります。
そんな時に細かい布端やほつれた糸をカットするのに便利なのが、
刃の部分がカーブしている手芸はさみです。

刃物で有名なゾーリンゲン社の手芸はさみは、何といっても切れ味が抜群。
先端のかみ合わせも非常に精密で鋭いので、
柔らかいちりめんや糸端がほつれやすい金襴の処理で大活躍してくれます。
カーブしていない普通の手芸バサミでも代用できますが、
細かい部分が多い木目込み人形を作るにはこの形のものが絶対にお勧めです。
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まとめ



木目込み人形ってどんな手芸?


お正月やひな祭り、端午の節句に飾られる日本人形。
ボディに縫い上げた衣装を着せかけたものや、焼き物で作られたものなど
たくさんの種類があります。
その中で、木彫で作られた人形に布を貼り付けて作られたものを、
「木目込み人形」と呼びます。
「木目込み」とは、土台となる木彫や桐塑に彫られた溝に
布の端を押し込む動作を「木目込む」または「決め込む」と呼ぶことからついた名前です。

木目込み人形の歴史は古く、江戸中期の1739年、ちょうど徳川吉宗の時代に
京都は上賀茂神社に仕える人が柳の端材で作ったのが最初と言われています。
その後江戸に伝わり、桐の粉を使った桐塑をボディーに使う現代の形になりました。

人形店で売られているような完成品を見るとかなり難易度が高そうな見た目ですが、
布を木目込む作業自体は単純で難しい物ではありません。
特に今手芸として扱われているものは、
完成形のボディーがそのまま売られているため、
ちりめんや金襴の布を木目込むだけで完成させられるようになっています。
いくつかの老舗人形メーカーがキットやボディーの販売を行っており、
思ったよりも手軽に始められる手芸の一つです。

木目込み人形キットの作り方を簡単に言うとこんな感じ


では実際に木目込み人形を作るには、どんな手順が必要なのでしょうか。
簡単にまとめるとこんな流れになります。

1.届いた桐塑ボディーをチェックします。
桐塑ボディーは最初は表面がザラザラだったりデコボコだったり、
部分的に欠けたりヒビが入っていたりする場合があります。
まずボディーを細かくチェックして、木目込み作業ができる状態にする必要があります。
特に首を差し込むタイプの物は首周りの穴の大きさや丸みなども
最初に確認しておきましょう。

2.ボディーを補修します。
デコボコな状態でそのまま布を貼ってもきれいに仕上げることは出来ないので、
まずは木目込み人形の本体であるボディーをキレイにします。
ヒビや欠けは桐粉を溶いたもので埋め、溝がつながっていなかったり
浅くなってしまっている部分は彫刻刀や切り出しナイフでしっかりと刻んでおきます。
紙やすりでこすって全体を滑らかに整えたら準備完了です。

3.糊を準備します。
木目込みに使う糊は、寒梅粉と呼ばれるもち米を原料にした物です。
この寒梅粉は水で練ってからしばらく休ませることで粘り気が増すので、
木目込みを始める1時間くらい前から準備をする必要があります。
が、実はヤマト糊や木工用ボンド、手芸用ボンドでも作業に支障はありません。

どの糊を使う場合でも、いらないプラスチックトレイなどに絞り出して置き、
簡単にすくえるように準備しておくと作業が楽になります。

4.いよいよ木目込み開始。
布をボディーに当て、サイズや形を確認します。
型紙がついているものは型紙よりも一回り(5mm程度)大きめに布をカットしておきます。
布が足りなくならないように、大き目のパーツから順に布を取るようにしましょう。

布の準備が出来たら、ボディーに彫られた溝に糊を塗ります。
目打ちの先などに糊を取って、溝の中を埋めるように入れ込んでいきます。
糊を入れた溝に布を合わせ、端をヘラなどで押し込んで固定します。
最初は軽く筋を付けるように木目込み、余った布やほつれた糸を切り取ります。
しっかりと布の位置が決まったら、今度は強くしっかりと木目込んで固定します。
布がはみ出ていないか、糸が飛び出していないかをチェックして完成です。

全ての部分の木目込みが終わったら、最後に全体をチェックします。
布が浮いてしまっていたり糸端が飛び出ていると雑な印象になるので気を付けて。

5.頭や手足、小道具を接着します。
人形の頭(かしら)や手足、小道具が付属しているものは、
ボディーへの木目込みがすべて完了してから接着します。
首や手首の穴の内側に糊をつけ、差し込んで固定します。
顔の角度一つで人形の表情が大きく変わるため、
気に入った角度になるまで調整しましょう。
糊が固まる前なら、何度でも動かすことが出来ます。

大まかな説明ですが、これで木目込み人形は完成です。
"う~ん、いまいちイメージがわかないわ"という方は、
Youtubeなどに人形制作の動画がたくさんアップされているので、
一度見てみると良いかもしれません。

木目込み人形の専門店「真多呂人形」さんが、
キットを使った木目込み人形の材料処理から木目込み方法、仕上げまで、
丁寧な制作動画をアップしています。
ぜひ一度チェックしてみて下さい。

Youtube「Matarodoll」


ハンドメイド、DIYは手軽に安い材料で始められるのも一つの魅力ですが、
手が届かないと思い込んでいたような本格的な物でもキットを使うことで
意外と身近にトライできてしまう、というのも大きなポイントです。
"誰でもできる手軽なDIY"ももちろん良いですが、
"他にやっている人があまりいない本格的な手芸"を身に付ければ、
ちょっとした贈り物やインテリアにも役立ち、
自分自身も長い間楽しめるライフワークになってくれたりもしそうですね。

凄く遠いイメージながら、意外と手を出しやすい「木目込み人形」の世界。
とりあえず一つ、まずは楽しみながら作ってみてはいかがでしょうか。


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2017/10/28   2017/10/28   コメント(0)
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